【会員からのレポート】特殊講義「実務家が説く会計・監査・税務の最新事情」 今年度秋学期も開催を決定

5月30日、横浜国大会計人会幹事会は、常盤台キャンパスで開催された第2回総会において、昨年度秋学期に初めて実施した特殊講義「実務家が説く会計・監査・税務の最新事情」を今年度秋学期も継続実施することを報告いたしました。

 

平成25年度秋学期、横浜国大会計人会から本学出身の公認会計士・税理士の方々をゲスト講師としてお招きし、全15回の特殊講義「実務家が説く会計・監査・税務の最新事情」を開講しました。

 

当初、授業計画の作成や講師の割り当てにご尽力いただいた市川一郎さん（昭56営、昭58院）に、予想受講者数は120名ほどとお伝えしていましたが、予想は見事に外れ、履修登録者数300名の大規模講義となりました。出席と小テスト（毎回！）を重視した講義であったとはいえ、各回の出席者数の平均は約220名に上り、会計実務の最前線で活躍する諸先輩の熱意溢れるお話に多くの学生が刺激を受けました。

 

講師としてお招きした方々は、市川一郎 氏（昭56営、昭58院）、小池聖一・パウロ 氏（昭62営､平1院）、清水伸幸 氏（平2営、平4院）、森木隆裕 氏（平1営）、遠藤達也 氏　（昭58営、昭60院）、福田秀敏 氏（昭62営）、福井淳 氏（平3営）、古河一仁 氏（平3営）、井村順子 氏（昭58済）、新井武広 氏（昭55営）の計10名で、それぞれの得意分野を、体験談を交えながらご講義いただきました。

 

全15回の講義を通して、まさに会計・監査・税務をめぐる最新の課題・争点が満遍なく取り上げられ、受講者は会計プロフェッションの世界の今を知ることができたのではないかと思います。受講者からは、「講師がOB/OGなので親近感が湧いた」、「実務に携わる方々が、毎週、それぞれの視点でお話をしてくれたので、多角的に考えることができた」、「学術的に勉強した内容が実務でどう使われるのか、どこがポイントとなるのかが学べて良かった」といった声が届いています。

また、授業後には、待ってましたとばかりに、講師の方々に進路相談をする学生もおり、この講義の意義の大きさを感じました。学生からの質問・相談に親身に対応してくださった講師の皆様に心よりお礼申し上げます。

 

今年度、この特殊講義は秋学期・火曜日・2時限に開講されます。将来、受講者の中から一人でも多くの会計専門家が生まれることを期待しています。横浜国大会計人会の皆様には、今後とも本学の会計教育にご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。