
理事長便り(2025年1月)
理事長便り(2025年1月)
2025年を迎え、早1か月近くが経ちましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
昨年元旦に起きた能登半島地震から1年、阪神・淡路大震災から30年、また、南海トラフ地震や東海地震、関東直下型地震に加え、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震も発生可能性がある旨内閣府から発表されました。まさに、私たちは地震列島上に住んでいることを再認識せざるをえませんが、これらの地震が、連動して発生する可能性もあり得ますから、救援が来るまで短期間では済まないことも自分なりに想定して、備えをしておいた方が良いと感じています。
また、世界情勢をみても、台湾やアメリカで政権が交代し、韓国やシリア(や日本?)でも政情不安が続いており、色々なリスクは高まっていると思います。
一方、AIの技術進歩は超速で進んでおり、数年後にはその進化に伴いインターネットの普及以上に、世の中に大変革をもたらすとも言われています。少なくともそのAIを使いこなす側にいられるような努力が肝要かと思い、私も今年から遅ればせながらも勉強・利用に挑戦していきたいと思っています。
さて、マクロ的には様々な変化が予想される年ですが、個人的には、これまでと変わらぬ平穏なお正月でした。
元旦は、マンションから初日の出を拝み、今年の心がけと基本的な目標をたて、昼過ぎから3組の息子夫婦と沢山の孫たちに囲まれてみんなの成長を祝い、神や先祖に感謝。2日、3日は、恒例となっている箱根駅伝をテレビにて観戦。青学が見事連覇しましたが、全力で走り切って倒れこむ選手の姿に感動しながらも、記録がどんどん塗り替えられる凄さにも驚きました。ただ、その道に詳しい人に聞くと、バネの入ったシューズの進化によるところ大だが、月1,200キロ(毎日40キロ⁈)も走る等の考えられない練習の成果とも言える。箱根の坂道の下りを56分台で走るなど、恐怖に打ち勝つ精神力と、強靭な肉体を作る鍛錬の賜物という話でした。より高い目標達成に向け努力し続けるランナーの可能性に改めて素晴らしいと感じました。
それ以降は、各委員会をはじめとする会合や新年会も続く中、17日には、3同窓会のOBが一緒に参加する三水会の総会が開かれました。通常総会報告の後、聖マリアンナ医科大学の耳鼻咽喉科学特任教授の岡田智幸先生から、花粉症でただならない症状のご説明と対応方法や、耳の問題として難聴・耳鳴り・補聴器について、そしてめまいの要点についてお話がありました。改めて正確な健康知識の大切さを痛感しました。
また、26日には、友松会の新春のつどいにお招きを受けご挨拶をしてきました。同会でも、先生へのなり手が減少する中での同窓会としての課題や、現役学生会員への対応強化、先生にならずにその他の社会人になった卒業生への対応等諸々の課題があることが改めてわかりました。富丘会としても、できることがあればご協力していきたいと思います。
最後になりますが、会員の皆様のご健勝とご多幸を祈念するとともに、今年も富丘会の活動に引き続きのご支援・ご協力をお願いして、新年のご挨拶とさせていただきます