横浜国立大学社会科学系同窓会

富丘会について

植草理事長
2025/05/27 理事長便り

理事長便り(2025年5月)

理事長便り(2025年5月)

 GWが終わり、多少の寒暖差はあったものの、5月の気持ちの良い日々、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

 私は、仕事の合間にジムで汗を流しつつ、スポーツ観戦で心躍る日々を過ごしておりました。大リーグでは、相変わらず大谷や山本・今永、サッカーでは、三苫、久保、ゴルフでは、松山、古江、西郷等々世界レベルで活躍しています。そして、世界卓球では、64年ぶりに男子ダブルスで金メダルを獲得しました。国内でも、大の里が8年ぶりに日本人横綱になりました。しかも最速スピードで。その他、バスケット・バレーボール・ラグビー・陸上その他さまざまなスポーツで熱戦を繰り広げ、楽しませてくれています。

 さて、富丘会活動としては、5月12日に、4~7月の富丘会連携講義の1コマで2~3年生向けに初めて講義をしました。「街づくりと三井不動産で学んだこと、そして皆さんへ」というテーマです。国土づくりの京葉沿岸埋め立て事業に始まり、日本初の冠が付く超高層ビル・大規模ショッピングモール・Jリート上場・大規模複合開発等々、様々な挑戦の中で成長を続けた会社の歴史。

 前例のない、答えも一つでない中、その土地の様々な規制を守りつつ関係者の望むものの最適解(ハード・ソフト・収益性・経年優化の仕組み)を企画し、関係者と協働してプロジェクトを成功に導くプロジェクトマネージャーとしての仕事の進め方は、アントレプレナーにも通じます。広く・深くを徹底したジョブローテーション制度と、若くして裁量権を与えてくれる少数精鋭主義と相まって、こうした様々な経験が色々な意味で自分を鍛えてくれたことを伝えました。初めて聞く話であっても、皆さん一所懸命聞いてくれた感がありましたが、有名なプロジェクトの話や、自分のやった仕事が、形となって残ることなどが、その一因かもしれません。今は、学生の皆さんに何か役に立てたらいいなあと思いつつ、二百数十人の課題に対するレポートの採点をするのはかなり大変そうです。

 5月15日には、恒例となった校友会と3同窓会主催の新入生向け横浜港クルーズへ。全学部からの学生が約130名強、保護者・関係者も含め、総勢140名強の皆さんに参加いただきました。おだやかな夕暮れの中定刻の午後7時出航し、学生達は、おいしいパンを食べてお腹いっぱいになった後、デッキに上がって、ライトアップされた横浜の街並みやベイブリッジ、珍しく船のコンテナを積み下ししていたクレーンなどの夜景を眺めながら、お互いに写真を撮りあったりして、大変盛り上がっていました。

 また、5月22日18時半から、第12回横浜国大経済人の会が開催されました。日揮ホールディングスの花田専務による「経営戦略と連動した人事戦略 その要諦を紐解く」というテーマで講演をいただきました。その後は、総勢81名の久しぶりの参加者同士が、異業種・老若男女あちらこちらで名刺交換や立ち話ながら会話の花が開き、大変盛り上がった会となりました。

 次の大きなイベントは、7月13日に横浜ベイホテル東急で開催される富丘会総会です。是非、多数の皆さんの参加をお願いいたします。

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