横浜国立大学社会科学系同窓会

富丘会について

植草理事長
2025/11/27

理事長便り(2025年11月)

理事長便り(2025年11月)

短い秋も終わりに近づく気配のこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今月は富丘会に絡んで、様々なイベントが催されました。先ずは11月7日、就職を目指す学生向けの就職模擬面接会が、大学の就職相談室と各同窓会が協力して20数名が参加し、教育文化ホールにて開催されました。近年就職試験が早まる傾向にありますが、この時期でも経験を増やしたい学生にとって、親身なフィードバックをしてくれる有用な機会でした、との感想が多くきかれました。

12日には、恒例となってきている横浜国大経済人の会が、農林中金総研の田家 康さんを講師に迎え、日本工業倶楽部にて開催されました。参加者は61名、講演テーマは「AIによる気象予報の展望ー気象をめぐる過去・現在・未来―」というもので、参加者からは、気象予報の壮大な歴史から、最新のAI技術の活用など、実例も交えてわかりやすくお話ししていただき、とても興味深い内容で、また予報のリアルが知れてよかった、との声がきかれました。

また19日には、立命館RIMIXサポーターズクラブとの交流会を同校東京キャンパスで開催し、学生4名も含めた7名で参加し、「信頼を得るための知的財産活用」の講演を聞いたうえで、同校OB等との交流を深めました。

2年後に迫る富丘会100周年に向けては、各エリアにある富丘会や、全学部の同窓会とは、さまざまな支援を実施したり交流を深める活動等を続けていますが、今月は総会等が開催されるところも多く、手分けして本部からも参加してきました。8日には、富丘会を含む横浜国大新潟同窓会総会に私が参加し、全学部から参加の卒業生12名の自己紹介と共に同会の設立経緯や近況等をお聞きしつつ、本部の状況や総会、100周年記念事業、各エリアの動き等についてお話をしてきました。また14日には、横浜国大沖縄同窓会総会に時國副理事長が初めて参加しました。全学部卒の参加者は約25名で、上場されたオリオンビールの話題をはじめ沖縄ならではの活発な交流がなされました。さらに15日には、再結成後の東北富丘会による東北エリア在住者への働きかけの中で、山形の庄内富丘会&横浜国大同窓会が新たに発足しました。富丘会では札幌、福岡の再結成への働きかけも続けており、これからの楽しみが広がっています。

一方、22日には、第20回目の横国デイが盛大に開催されました。メインイベントとして、本学卒業生で湘南高校野球部監督の川村先生と、同じく卒業生で今年21世紀枠で甲子園出場を果たした横浜清陵高校監督の野原先生と梅原学長による座談会が行われ、横浜国大卒業生ならではの監督業やリーダーに活かされたポイントなど興味深いお話が聞けました。その後、今年度のプラウド卒業生の表彰も行われ、詳細は別稿にお任せしますが、富丘会推薦の小野行雄さんはじめ3名の方が表彰されました。プログラムの最後には、第一食堂での全学部参加の懇親交流会が開かれ、ワンゲルOB会の音頭で、参加者全員で学生歌みはるかすを合唱し、次回横国デイに思いを馳せながらお開きとなりました。

このような、イベント目白押しの11月に、実は私個人としては、総事業費の過半を日本からの無利子円借款により完成し、11月1日にやっと開館することができたエジプトの大エジプト博物館へ行き、ツタンカーメンの秘宝をはじめ、5千年の歴史を持つエジプトのピラミッドをはじめとするいくつかの遺跡も、肌で実感してくる旅をしてきました。この非日常の体験は忘れられないものとなりましたが、最近、短期間でさほど高くないツアーも出てきましたので、もし興味と体力に自信のある方は、トライされるのも一計かと思います。

最後に、来月6日14時からは、100周年記念事業の一環で恒例となった第6回ベヒシュタインピアノコンサートが、ピアニストで文筆家でもある青柳いづみこさんという最高のアーティストをお迎えして、教育文化ホールで開催されます。ドビュッシーの音楽を、演技技法をはじめ、やさしくわかりやすく解説しながら、最高の演奏を聴かせていただけるピアノ&レクチャー。今から楽しみで仕方ない気持ちでいっぱいです。皆さんも、良かったら是非母校へ足をお運びください。

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