理事長便り(2025年12月)
理事長便り(2025年12月)
偏西風の蛇行がもたらした寒波の早期襲来によって例年以上に寒い師走となり、今年のクリスマス・イブは今冬一番の寒さでしたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
富丘会関係のイベントとしては、先ずは6日に第6回ベヒシュタインピアノコンサートが、ピアニストで文筆家でもある青柳いずみこさんという望みうる最高のアーティストをお迎えして開催されました。ドビュッシーの音楽について演奏技法をはじめ、わかりやすく解説していただきながら、ベヒシュタインピアノを弾いた経験からもピアノ本来の音色をひきだしての素晴らしい演奏をしていただき、聴衆にとても喜んでいただけた演奏会となりました。
10日には、横浜国立大学国際社会科学研究院准教授の軸屋先生をお招きし、第7回のLT会・交流会を開催しました。14名の若手同窓生等が参加する中『横浜スタートアップエコシステムの未来』のタイトルでお話を頂き、日本のスタートアップは現在東京に集中しているが、神奈川県にも多くの企業・研究機関が存在しており、今後「横浜国立大学」が神奈川・横浜のエコシステムの構成要素の柱になるとのお話をお聞きし、同窓会としても何かお役に立てればと思いました。
また、16日には、横国と横浜市大・神大・関東学院大・一橋大・東京科学大の6大学同窓会の交流会を開催し、各々の同窓会活動の情報交換や共通テーマの検討報告等から今後の私たちの活動に資する様々な情報を得ることができました。
23日には大学で、大学の社会科学系の奨学金検討窓口の方と打ち合わせがあり、社会科学系の学生のための奨学金制度の課題や、我々富丘会に期待し、上手く連携していくための相互課題等も確認し合いながら、年明けにさらに詰めていくことになりました。26日には組織活性化委員会会合とささやかな忘年会を開催予定ですが、12月中はその他多くの委員会との同様の会合も続きました。
師走の忙しさの中で、世の中もこの1年を振り返っていますが、私たち富丘会も2年後の設立100周年事業準備業務も含め、忙しい1年だったと思います。富丘会の役員やお手伝いいただいている方々は、皆さん、母校のため、そして同窓生同士がつながりあえるために、ボランティアでありながら一所懸命頑張っていただいています。本当に頭が下がります。
新年は、いよいよ100周年まで1年と3か月となってきますので、ますます忙しくなってきそうです。ただ、現在の人員だけでやり遂げるのは大変厳しい状況が予想されています。富丘会活動に興味のある方、100周年の節目に少しでも役に立ちたいとの思いのある方は、是非事務局にお声がけいただいてお力をお貸しください。よろしくお願いします。




