理事長便り(2026年6月)
理事長便り(2026年6月)
梅雨時にも関わらず既に8つの台風が発生したり、日本各地で地震も発生したりと相変わらずの異常さと何となくの不安を感じる日々が続いています。一方、4年に一度のサッカーの北米ワールドカップが始まり、日本をはじめとする贔屓チームの活躍に熱い応援をしている方も多いと思いますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
私は、多分多くの方々と同様、はっきりと進化して強くなった日本チームの戦いぶりと予選突破に興奮しつつ、次の本戦真夜中のブラジル戦の家族との応援を楽しみにしているところです。
さて、6月の富丘会活動は、28日の第98回富丘会総会開催に向けての準備や、25年度事業活動・決算報告や、26年度事業計画、そして、100周年記念事業やその実現のための記念事業推進募金の報告内容等の詰めの会議が続きました。
そんな中ですが、25日にプレスセンターで富丘経済研究会が開催され、1988年経済学部卒東短リサーチ社長兼チーフエコノミストの加藤出氏の講演を聴きました。「高市政権下および原油高騰下での金融緩和修正の行方」というタイトルで、『①日銀が6月の決定会合で利上げを決めた後、外国為替市場で円相場が円高方向ではなく円安方向に動いているのは、インフレ率に見合った政策金利になっていないことに対する「市場の警告」とみるべき。②物価上昇に対して利上げが遅れる「ビハインド・ザ・カーブ」の状況にあると市場から見られると円安圧力はさらに高まる。③景気を過熱させず冷ましもしない「中立金利」の水準まで3か月に1度程度のペースで利上げを進めるべき』との指摘は、色々な根拠データの説明もふまえ傾聴に値すると思えました。
そして、いよいよ6月28日に総会が開催されました。と言っても数日前から2つの台風が関東に向かってくることがわかり、しかもW台風の相互作用も予測がしにくく、はたして開催できるのか?不安定な状況が続きました。最終的には、土曜日に予定していた各地の富丘会からの役員にお集まりいただき交流を深める「エリア富丘会フォーラム」は中止の判断を余儀なくされました。ですが、28日には2つとも通過して影響はさほど大きくないとの予報から、総会は開催することに決めました。実際に、多少台風の影響も残りましたが、学長をはじめとするご来賓も含め速報値で約320名を超える会員の皆さんにお集まりいただきました。
また、本総会の講演者の村野さんも沖縄からリスクを避けて前乗りで駆けつけていただけました。「村野流 カコ・イマ・ミライ」というタイトルで、小学生時代から学生時代、ソニー時代からリコー時代の「カコ」のエピソード。上場をミッションとしてオリオンビール社長になられてからの数々の経営改革や会社・社員の成長、そして上場達成に至る「イマ」のエピソード、さらに、「ミライ」に向けて沖縄泡盛の再生や、本島北部エリア活性化等への挑戦のエピソード等スライドや動画も含めわかりやすく楽しい、かつ有意義なご講演をしていただきました。
懇親交流会では、乾杯の前にリアル総会では初めて北海道や高知の富丘会、上海ともWEBでつながることができました。
乾杯後には、総会でもお話ししました100周年記念事業とその事業推進のための募金のお願いを担当副理事長からさせていただきました。目標金額1億円は、一橋大学150周年で10億円、滋賀大学100周年で2億円、当大学富丘会館創設時に2億円という募金を集めた実績と比較しても決して多くないミニマムな金額とご理解いただき、目標を上回るご協力をお願いしました。
その後は、恒例の周年記念の皆様のご紹介、横浜国立大学管弦楽団の演奏、YBCプレゼン、横浜国立大学ダンスチームLiz公演、みはるかす合唱等々楽しい催しが続き、その間各所で、今回参加数がさらに増えた学生や若手OBが諸先輩と名刺交換しつつ談笑する姿が見られました。これもご挨拶したい方を探すお手伝いをしてくれるオレンジ腕章をつけたメンバーを配置した効果もあり、希望の先輩に会えて良かったとの声が聞かれました。また、総じて良い会だった、楽しかったとの声をいただき、総会実行委員のメンバーも、皆頑張った甲斐があったと喜んでいました。
先ずは、無事にかつ何とか成功裏に総会を終えて、ホッとしたところです。と同時に、次回、そして次々回の第100回総会に向けての新たな試みも加えたさらなるブラッシュアップを心に期したところです。




