飛躍の年へ
2016年大相撲初場所、日本出身力士が10年ぶりに優勝しました。それも、これまで何回も勝ち越しが千秋楽ギリギリとなって苦労を重ねてきた琴奨菊ですから、今年は思わぬところで努力の成果が表れることを期待しましょう。富丘会も若い会員を巻き込んだ飛躍の年としたいものです。
昨年から、若手会員向けの講演会・懇親会を2回開催し、確かな手ごたえを感じつつあります。いま3回目の参加者募集中で、このような若手会員向けの活動を、今年も積み上げていきたいと思っております。
現役の学生に対しては、新入学時から始まって各学年ごとに新しいプログラムを用意するつもりです。
これまで富丘会は、大学の就職支援課と連携して学生の関心事である就職活動への支援を続けてきましたが、もう一歩踏み込んで、今年は2月9日に富丘会主催の就職オリエンテーションを行います。企業で経験豊かな経営者として活躍した富丘会会員が“就職”についてのポイントを解説します。
2月20日には、富丘会が中心になり同窓会連合として3年生を対象に就職の模擬面接を行います。面接官には採用戦線の最前線にいる若手のOBをお願いしています。
今年は初年度ゆえの試行錯誤があると思いますが、これらの就職支援活動が毎年のスケジュールになるように育てていきたいと考えます。
このような3年生向けだけでなく、1年生向けには横浜国大と横浜をよく知ってもらうためのプログラム、2年生向けには連携講義等次のステップというように各年度の学生にとって意義のあるプログラムを用意していくつもりです。
富丘会の2016年の最初の会合は、1月23日の、長谷部学長を迎えての静岡富丘会総会となりました。参加者は越村先生の“たすき”を引き継いだ長谷部学長の話に、講義を聴くように何十年ぶりかで真剣に聴き入りました。また、懇親会には長谷部学長に最後まで付き合っていただきました。
これも同窓会の良さというものでしょう。
非常に寒い冬が来ました。会員の皆さん、お体にお気をつけてください。
以上
2016年1月24日 梅 原 一 剛