躍動の春へ
今朝は4度、昨日は8度、先週は0度や1度と、寒かったり、暖かかったり。
そんな風にして春が来るのでしょう。河津桜が満開だそうですから春間近です。
常盤台キャンパスの中央図書館の一角に、今年3年目を迎えるYNUプラウド卒業生の展示コーナーがあります。
富丘会からは初年度に長州一二先生、昨年は上野豊さん、今年は野村長さんを推薦させていただきました。野村さんは、高商昭和16年卒、現在東証一部上場の(株)東陽テクニカを創業し、経済人として活躍され、横浜国大の名声を高めました。また、1973年から6年間富丘会会長を務めたほか、富丘会活動に大変貢献され、現在の富丘会の礎を築いた一人となりました。
今年から、3月1日に大学3年生の就職活動が始まります。
そこで富丘会が中心になり、2月中に二回の就職ガイダンスを開催し、企業で採用に関係あるいは経験のある富丘会会員の方々に相談役や面接官になっていただきました。3年生は企業が求めている人物像を肌で感じることが出来たことでしょう。
この活動は、学生会員に対する支援活動として今後も続けるつもりです。このような支援を得た学生が、将来現役の学生を支援する側になって相談役や面接官に廻ってくれることでしょう。その循環が富丘会員の絆を強めて行くいくものと信じております。
2月の富丘経済研究会の月例会は、 「B20 中国北京会合報告 ~ 華僑・華人とユダヤの狭間で、日本の立ち位置 2016年の行方」というテーマで 原田武雄さん(原田武雄国際戦略情報研究所 代表取締役CEO)にお話しいただきました。
客家を中心とした華僑・華人の8000年の歴史の中での戦略的な活動・行動について、思いもよらぬ方向から光を当てられ、ウーンとうなりました。このようなお話を聞けるというのも富丘会の多様性を示す証と言えましょう。
2月24日には、若手会員のための講演会・懇親会を開催します。
講師は森ビル社長の辻慎吾さんで、今回が三回目の若手会員のための講演会です。前二回は100名ほどの参加者が参加し、講師からこの場でしか聞けない旬の話を聞き、その後の交流会で参加者の皆さんはしっかりと ”人のネットワーク”を築きました。
そろそろ新入生の合格者の発表があります、昨年は約40%の新入生が富丘会の会費を支払い会員になってくれました。いろいろな面で、昨年よりも準備を整えましたので、今年はもっと多くの新入生が加入してくれることを期待しております。
引き続き、富丘会として、いろいろと試行錯誤をしながら新しい活動を始めております。
富丘会活動に対しての皆さんのご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。
以上
2016年2月22日 梅 原 一 剛