組織的な活動を目指して
近年は、5月中に25度を超える日が10日はあるそうです。遡って、昭和の頃は5日しかありませんでした。先日、北海道で33度の日がありました。北海道で育った人間として、 5月に雪が降っても驚かないのですが、33度は驚きです。そういえば、今年は5月になっても台風1号がまだ発生していません。何だか、地球が変わってきているようで心配です。
我々を取り巻く気象の様相が大きく変わる中、富丘会も新しい布陣で出発いたします。
今回、評議員は12名中6名が代わります。理事も20名中8名が代わります。大幅な変更ですが、富丘会の活動への参加率が低い若手会員がもっと参加しやすい会とするためにも、より若い世代が中心になって舵を取る富丘会にしようと考えました。
富丘会は会員のボランティア・エネルギーで支えられています。ボランティア活動は、得てして人が中心、個々人の熱意が中心になります。しかし、海外でボランティア活動をする中で、ボランティア活動といえども組織的な仕事を行わなければならないということを学びました。活動を行ってくれる人個々人の熱意や気付きは不可欠ですが、それらが組織的に組み合わされ、動いていかなければなりません。
富丘会ではここ数年、組織整備を進めてきましたが、今回の多数の新任理事就任を機に、さらに委員会の機構を整え、副理事長が業務執行理事として 7つの担当分野、企画、財務、広報、学生支援、組織活性化、同窓会連合・校友会、会員情報のそれぞれに責任を持ち、各担当分野に委員会を置いて理事が委員長となり、構成員である委員には役員以外の会員にも参加してもらうという組織形態にしました。
組織としての骨格がしっかりとあり、そこで会員がボランティアとして自分の得意な分野で活躍・貢献するという、そんな組織を目指しております。
すでに若手の会員が委員になって参画し始めてくれており、まだ小さい動きではありますが、着実にその動きが拡大しつつあることはうれしい限りです。
多くの会員の皆様が富丘会活動に参加してくれることを期待しております。
また、 6月12日(日)には89回目になる富丘会総会があります。是非、横浜まで足を運び、一年に一度の同窓生との再会の機会を楽しんでください。
富丘会の理事長は、今後、宮田芳文(53経済)さんに交代します。変わらぬご指導・ご支援をお願いいたします。
以上
2016年5月27日 梅 原 一 剛