2016/09/26
理事長便り
大学の人材育成に対する支援
昨年末、森田経営学部長から、「東南アジアなどに関心を持ちグローバルな人材に成長してほしい。その為の新講座を立ち上げたい」と話があり、私から「東南アジアでビジネスで活躍した人の話を聞き、課題を与え解決に向け自分たちで考える授業ができると面白いですね」と提案し、学部長と意気投合し、まずは三菱商事、三井物産に話にいきました。
富丘会のキーマンになっている役員の皆さんにも、直ぐに尽力していただき講師を選定いただきました。勿論人事から何故横浜国大だけにとか、いろんな課題はありましたが、それらを乗り越え、そこから鹿島、第一生命、富士通と決まり、地元の横浜銀行へ。川村頭取(57年経済卒)から話してもらい、進出企業の支援という立場で2名選出いただきました。
この間6か月を要しましたが、素晴らしい講師が集まり、10月の開講に向けて、9月に進発式を行いました。皆さん学生や大学に熱い想いがあり、熱のこもった議論がなされ、開講が楽しみです。
振り返って、富丘会の人材、企業ネットワークは素晴らしいと感じ、大学の今後の人材育成・発展に寄与していく一つの大きな足跡になると確信しています。受講した学生は、各国の大学に留学ないしその大学生と討論会などさらに発展していく構想を森田学部長と共有し、夢が大きく膨らんでいます。
富丘会 理事長 宮田芳文