横浜国立大学社会科学系同窓会

富丘会について

梅原理事長
2013/07/22

"二枚目の名刺"

梅雨の時期の富丘会総会が終わり、夏が来るというのが例年のパターンですが、今年は空梅雨気味のまま連日の猛暑に突入し、会員の皆様もこの暑さがひとしお身に染みていることとお察しいたします。
今年の総会実行委員を務めた昭和59年卒の皆さんが、総会の総括のための集まりを計画し、次の昭和60年卒の実行委員に引き継ぎを行うとの意向を伝えてくれました。このような年次を越えて継承されて行く活動とそのノウハウ、一人ひとりが見つけた要改善点の積み重ねが富丘会の強さになっていくものと確信いたします。
先日、先輩の方から "今年の総会は良かったよ!"と言っていただきましたし、来賓として参加された教育人間科学系同窓会の友松会芦川会長にも富丘会総会をお褒めいただきました。参加された皆様の言葉は、我々の今後の活動のエネルギーになるものです。
最近、朝日新聞の天声人語に、リタイヤーをした人には、 "キョウイク"と "キョウヨウ"が必要であるとの話が出ていました。教育と教養と思いきや、"今日行くところがある" と "今日、用がある"の二つだそうです。そこでぜひ、"今日行くところがある"と"今日用がある"の中に、富丘会の活動を加えていただけるよう皆さんにお願いしたいと思っております。
同じタイミングで日経新聞の春秋は、若者に"二枚目の名刺を持とう"と語っておりました。本業にエネルギーを使うのは当然として、本業を離れたもう一つの活動をすることが、本業の幅を広げ、人のネットワークを作るといっております。同窓会という共益活動も立派に二枚目の名刺になるのではないかと思います。特に若い会員の方々には積極的に富丘会の活動に参加いただき、それを価値ある二枚目の名刺とし、自分の活動の幅を広げ、人的ネットワークを作る一助として戴けたらと思います。
同窓会が関係する次のイベントは、10月26日土曜日のホームカミングデーとなります。今年は第8回、実行委員長は鈴木弥栄男さん(昭和44年工学部卒)で、すでに精力的に準備が進められております。教育関係、ビジネス関係、工学関係の催しや講演、留学生スピーチ・コンテスト、富丘会から多数の審査員やメンターを出して支援する学生によるビジネスプラン・コンテストなど多様な催しが企画されております。さらに、その後に交流会がありますので、是非常盤台キャンパスを訪れ、最近の大学をご覧いただくとともに、旧交を温めて戴きたいと願っております。
厳しい暑さが続いておりますが、会員の皆様には体調を整え、元気にこの夏を過ごされることを願っております。シンガポールに10年おりました私には、暑い夏の次に秋が待っていてくれる日本は素晴らしい国に感じられます。

以上

2013年7月16日:  梅 原 一 剛

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