富丘会報8月号をお届けしました
季節を感じさせないような暑さと突然襲ってくる大雨という厳しい天候の中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
8月は、葉月というそうで、辞書を見ると季語としては秋です。陰暦の8月は、今の9月ですから、葉が色づくのも、
そんなに遠くはないのでしょう。乾季と雨期しかないオーストラリアやカリフォルニア、そして年中30度を超える気
温と80%前後の湿度のシンガポールで長年暮らしていたので、日本のように四季の移り変わりを心待ちするとい
うのもまたいいものです。
富丘会報 149号をお届けいたしました。今回は盛りだくさんの内容で、富丘会からの現況をお知らせするニュー
ス、異色の富丘人(書家・史記研究家:吉岡泰山さん)、そして総会講演の元 TBSキャスター下村健一さんの"情
報という縁があふれる社会で"等が含まれております。
また、学生会員のページでは、現役の学生の姿を知ることが出来ます。常盤台便りでは、各学部長に大学からの
メッセージを執筆いただいております。コラムは、藤江さん(高商昭和17年卒)が高商・高工野球定期戦を、応援
団の立場から、古き良き横浜名物の定期戦として語ってくれております。グループ便りは、地域富丘会やクラブの
集まり、同期会などについて写真入りで伝えております。この富丘会報は、多くの会員のボランティア活動によっ
てこれだけの内容になっております。竹岡委員長をはじめ編集・出版に携わった方々の、少しずつ進化する会報
にしようという気持ちのこもったものです。ありがとう!
先月、二枚目の名刺について書きましたが、富丘会理事の平田竹男さんが内閣参与になられたとの記事を読み
ました。本業であった通産省、海外産業の経験、そしてサッカーの仕事からスポーツ関係の経験などから実績を
買われてと伺っております。平田さんは大学の先生もしているので三枚の名刺が必要なのだと思っていたら、富
丘会報の今回の異色富丘人、吉岡さんも本業を退職した今でも三枚の名刺を持っているそうです。
21世紀には、三枚の名刺が必要な時代なのかもしれません。
暑い時は、涼しいところで。本業が行きづまった時には、第二の仕事で。余裕が出来たら、ボランティアの役目を。
暑い夏の夢でしょうかね。
以上
2013年8月28日: 梅原 一剛