YNU横浜国立大学横浜経営者の会の創立にあたって
12月6日に、校友会の杉田会長、TVかながわの三好常務、横浜銀行の青澤さん工学部の名教自然会の永井副会長など、皆さんに協力いただき「YNU横浜国立大学横浜経営者の会」を立ち上げました。
相模鉄道、京浜急行、神奈川中央交通など横浜の交通機関各社をはじめ、高島屋、岡田屋、日本発条、日揮、三菱鉛筆、有隣堂、岡村製作所など皆さんに馴染みのある企業一社一社へ訪問し趣旨を理解し、賛同していただき、会に入会していただきました。
第1回目の今回は、横浜シェラトンホテルで、25社の皆さんに参加していただきました。横浜を基盤にしている有力企業の社長・会長の皆さんと学長を囲むランチ会です。大学院環境情報研究院の長尾智晴教授に、「深層学習(ディープラーニング)次世代AI技術の本質」というテーマで、AIの技術を業務へどのように導入・活用できるかという経営者にとって大変興味深い内容を語ってもらいました。「長尾先生のところに具体的な相談を担当部門から聞きに行かせたい」、「大学の知識・研究を導入して成功した場合、いくら大学に支払えばいいのですか?」など、参加者からも導入・活用に向け積極的に質問が出てきました。
長谷部学長からは、大学の現状と将来の展望を話していただきました。特に留学生の支援制度などの導入に従い、学生・留学生の皆さんの就職先として、特別なインターンシップの導入実施の要望の話がありました。
発起人の一人として、横浜国立大学としてもこうした企業とコラボレーションを図ることで双方の発展につながるような有益な機会にしていきたいと考えています。
就職先として東京を中心とした会社に目が行きがちですが、早速2月の就職面接大会の業種紹介で、参加企業の人事担当の方にも参加していただく企画を立てたいと、大学のキャリア支援とも交渉に入ったところです。
富丘会 理事長 宮田芳文