横浜市立大学の同窓会 進交会を訪問して
先日、横浜市立大学の同窓会組織である「進交会」の進交会館に訪問しました。
同じ横浜を起点とする大学ですが、実はこれまで同窓会としても積極的な交流はありませんでした。
横浜市立大学は、明治15年(1882年)に横浜商法学校として設立、横浜商業専門学校(Y専)を経て、昭和24年(1949年)横浜市立大学商学部に移行しています。また医学部の歴史は明治5年に開院された横浜中病院に始まり、その後、横浜市立医学専門学校、横浜医科大学などを経て、昭和27年に現在の横浜市立大学医学部となっています。
平成24年からは、国際総合科学部に4学系、医学部の2学部体制で再編されています。全学部で学生数は4,161名、看護学科397名があり、女子学生が約60%を占める状況です。大学院は800名程度です。
現在、TOFEL500点以上が3年次進級の最低条件となっています。留学・海外研修参加に積極的に力を入れています。平成30年4月には、首都圏初のデータサイエンス学部を新設するそうです。
このように、横浜市立大学は歴史ある大学で、同窓会は進交会館の自前の建物(7階建て)に入居、テナント収入で運営を補ってきたようです。ただ老朽化が進んだため、土地は市からの寄贈を受け、今度建て直されるそうです。同窓生が集いお酒を飲むなど憩う場があり、羨ましい感じでした。
ただ、やはり我々と同様の悩みを抱えており、同窓会の会費収入が減少傾向し、若い皆さんの加入も推進出来ず、組織の活性化が進んでいないと嘆いていました。
今後、同窓会としていろいろ情報交換をし、互いに発展していく運営に繋げていきたいと決意を新たにしました。富丘会総会にもご招待して、エールを交換したいですね。
富丘会 理事長 宮田芳文