理事長便り(2018年10月)
「YBC 決勝戦開催」
10月28日(日曜日)10時潮風香る横浜みなとみらいワールドポーターズで
YBCの決勝大会が開催されました。
2004年に経営学部の井上教授が、起業家精神(アントレプレナーシップ)を醸成したいという思いから
大学の授業に織り込んだのが、スタートでした。
2年目以降学生達の自主的な参加と、外に向けて発表する機会を作りたいという強い意思から、
YBC(横浜国立大学ビジネスコンテスト)として誕生しました。
起業家として花房さん、大川さんなどをはじめ多くの起業家を輩出してきました。
横浜国大経済人の集いなどにも、若手(20代の)経営者が多数参加しています。
また起業家にはならなくとも、起業家精神は、将来社会人になっても役に立つと確信しています。
企業は、必ずイノベーションを繰り返していかなければ、衰退していきます。
このイノベーションの源泉が起業家精神(アントレプレナーシップ)そのものであると思います。
YBCに参加して、チームで考え、悩み、悪銭苦闘して、
そしてビジネス・プランをまとめていく過程やそれをプレゼンテーションする経験が、
自己を成長させていく良い機会になっていると思います。
また以前から横浜光陵高校の生徒さんも参加し、優秀な結果をのこしてきました。
実行委員の皆さん、審査委員(ベンチャー企業の経営者)の皆さんの
献身的な努力で成り立ってきています。
富丘会もこうした趣旨と運営に賛同し、支援を続けてきています。
当日は、60名近いギャラリーの中、予選10チームの中から選ばれた
ファイナリスト5チームがブラシュアップを重ねてきたビジネスプランを披露していただきました。
優勝は、「定年退職後に新しい人生に出会えるサービス(定年後のセカンドキャリア形成支援)」の
プランを考えたOJチームが獲得しました。(経営学部2年の藤田真依さん、佐藤風太さん)のお二人でした。
他チームも甲乙つけがたい出来で接戦のため審査の過程でも議論が白熱しました。
富丘会の皆さん、理事や評議委員の皆さんはもとより、
多数の会員の皆さんがギャラリーとして参加することで会を盛り上げて頂きたいと思います。