横浜国立大学社会科学系同窓会

富丘会について

梅原理事長
2014/03/26

今年度の富丘会総会に向けて

寒い冬が長く続き、梅が咲くのは大分遅れましたが、ここのところ急に暖かくなり、桜は例年通り咲き始めるようです。ようやく春になり、四季がある日本の素晴らしさをしみじみ感じます。
3月は富丘会の2013年度の決算の時期です。お金のことをいうならば、この時期、一年間の事業活動の収支がおおよそ判ってきます。富丘会の収入の中心である会費収入は、終身会費(8万円、65歳以上5万円)と年会費(5千円)そして学生会員(8千円/4年間)ですが、終身会費収入と年会費収入は予算を下回っており、学生会員は予算を上回りそうです。
全体として、2013年の富丘会の収支決算は、ほぼ予算に近い数値になりそうです。予算通りということは当初見込んだように事業活動収支がマイナスになります。今年度は一般財団法人としての初年度となり、制度変更で何がどう変わるか不透明で手探りの一年でしたが、プラス方向にもマイナス方向には大きな番狂わせはなかったということになります。
会費収入を云々する大本では、我々はどういう活動をしていくのかを考えないといけません。具体的な内容は各種計画と報告に譲るとして、富丘会の活動を次世代に継承するために、若い世代に積極的に活動に参加していただくことは常に、そしていま一層大切なことです。若い世代に参画を求めるだけでなく、富丘会の活動の"いま"を支えている我々が若い世代の彼等・彼女等にとって価値のある富丘会の事業活動を創り出し、それを実行し、根付かせて行かなければならないということでもあります。新入生に対しては学生である間に、8千円に値する富丘会活動が必要です。富丘会は他の同窓会に先駆けて、学部の枠を超えて就職相談、連携講義、ビジネスプランコンテストなどを実施していますが、それで充分とすることなく、もっともっと考えて行きたいと思います。
会費収入に加えて、現状、富丘会収支を支える比較的大きな柱となっているのが総会収入です。総会収入は、総会会費、寄付、そして広告から成ります。2013年度は、会員の皆様のご協力で寄付収入が予算の25%増でしたが、総会会費収入は7%減、広告収入は10%減でした。寄付や広告が増えることは有り難いことですが、やはり沢山の会員の皆様に総会に参加していただき、総会が盛り上がり、参加した皆様が良かったと感じ、そして結果として会費収入も増えるということがより良い方向と考えます。
さて、3月18日には総会実行委員会が各期のクラス幹事、ゼミ幹事等に呼び掛け、本年度の総会(6月15日)のための幹事会を開催しました。今年は、卒業30年目の1985年(昭和60年)卒の方々が実行委員として総会を担当します。幹事会では、実行委員会から計画概要の説明の後、各卒業年度の幹事から貴重なご意見、ご要望、また総会運営の経験談を伺いました。卒業後40年、50年、60年度の会員のオンステージに対しても様々な意見を頂戴しました。総会とその運営をどのような形にするか、これは不変のものではなく、常々知恵を絞って、会員の皆様の力を結集する形を考えて行かねばならないと考えます。
富丘会は、会員の参加によって成り立っている共益法人です。我々のエネルギーを集め、その中で富丘会の次のステージを創り出して行きましょう。
6月15日の総会には是非同級生・同窓生をお誘い合わせの上お出掛けください。よろしくお願い致します。
以上
2014年3月26日:  梅原 一剛
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