横浜国立大学社会科学系同窓会

富丘会について

梅原理事長
2015/10/22 理事長便り

富丘会の役割

秋もたけなわ、一年中で一番良い季節です。食欲の秋、果物も野菜も旬のものは皆美味しい季節です。日本に住んでいることの良さを感じます。
富丘会の2015年度も半分を過ぎました。富丘会は、これから会員になる皆様に「富丘会は入る価値がある」と思っていただけるよう色々と新たな試みを行っております。
今年の新入生は、経済・経営学部で573人。そのうち、本年から適用された3万円の会費(年会費10年分)を払ってくれた学生が220人で39%でした。この220人に対し、大学のロゴ入り名刺を作ってあげたり、名刺に係わるエチケットと会員システムの説明会をしたり、横浜港のクルージング(10月9日)に招待したりと、新入生が横浜を知り、大学生活を有意義に過ごすための支援をしています。
10月17日には、3月に続く若手会員のための第2弾の講演会・懇親会を開催。グローバルな投資家、那珂通雅さんにベンチャー・ビジネスについて具体的な事例を上げて話をしていただきました。学生会員や工学部からの参加者もあり、盛会でした。
文科省の中期計画素案で横浜国大の経済学部が2学科から1学科に、経営学部が4学科から1学科になると示されています。
大学院で専門を学ぶのが世界の流れとなっていますし、大学を終えた後の生涯学習が当たり前となっている21世紀ですから、学部ではあまり細分化せず、広く学ぶ機会を設けるのは良いことです。我々が学生の頃は経済学部で経営を学んでいたのですから。
ピーター・ドラッカーが "ポスト資本主義社会"の中で、 「日本の高等教育は、いまだに成人前か就職前の若者の教育に限定されている。しかし、そのような体制は21世紀のものでないことはもちろん、20世紀のものでもない。19世紀のものである」と言っているように、変化が加速した世の中で、我々は生涯を掛けて学ぶことが必要になってきました。
この点、富丘会は会員の生涯教育に何らかの形で役立つことが出来るのではないかと思っています。さらに、大学は海外で活躍できるグローバル人材の育成を目指していますから、海外で働いた経験のある会員が多い富丘会にはそれに協力して行く役目があると考えています。
10月31日は、ホームカミングデーです。常盤台でお会いいたしましょう。
以上
2015年10月22日       梅 原 一 剛
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