理事長便り (2020年1月)
横浜国立大学基金「感謝の集いに参加して」
昨年の12月11日に横浜国立大学で大学基金室主催の「感謝の集い」が開催されました。
長谷部学長からは、「横浜国立大学の教育・研究活動に理解と支援に感謝するとともに、
地域と世界の未来を創る若者を育み、教育・研究を通じて横浜国立大学が社会に貢献し続けるために、
引き続きOB/OGの皆様からの支援が必要である」との挨拶がありました。
下の表は大学基金への寄付の状況です。(単位百万円)(令和元年度は1-9月)
平成28年度 |
平成29年度 |
平成30年度 |
令和元年度 |
|
大学基金 |
2件、10百万 |
138件 6.5 |
210件 74.7 |
120件17.6 |
修学支援 |
4件 0.3 |
85件15.6 |
63件13.4 |
28件11.4 |
古本募金 |
66件0.1 |
167件0.5 |
134件0.8 |
172件0.2 |
寄付者としては、同窓会・校友会等(52.9%)、卒業生等(40.4%)が大きなウェイトを占めています。
これからは、企業などの寄付を増やしていきたいところですね。目標にはまだまだのようです。
基金による支援の状況は、①奨学金給付事業 ②国際交流推進事業 ③教職員の海外派遣事業
④新入生のスタート・アップ事業 ⑤国際ジャーナル論文投稿支援事業などに活用されています。
スタート・アップ支援を受けた学生からのメッセージを紹介します。
「支援のお陰で自分のやりたい勉強に専念することができ、自身のパソコンを購入し、
プログラミングを学べるようになり、専門的な知識を磨いていきたいと思っています。
心から感謝しています。」(理工学部1年生)
国際ジャーナルへの論文投稿支援では、「研究室運営のための予算が厳しい状況でも、
論文の掲載審査費用・掲載料がかかりますが、支援のお陰で影響度の高い学術雑誌への
投稿が多く実施できるようになりました。」といった声が聞かれました。
サイテーションの数を増やすためにも重要な支援といえましょう!
大学も寄付を増やしていくためにファンドレーザーとして「佐藤陽介」氏を採用しました。
佐藤氏は挨拶で、目標2億円に向けて大学の財政基盤の拡充に尽力していくと抱負を述べていました。
皆さん、この機会に横浜国大の未来に向けた支援をしていきましょう!!
(寄付の仕方は、横浜国大のHPを参照してください)