2020/07/07
退任の挨拶
「退任の挨拶」 宮田芳文
「長い間、皆さんありがとうございました。
今までのご理解ご協力に心から感謝いたします。」
振り返ってみると、大学を卒業してすぐに、終身会費を納入して富丘会に入会し、様々な素晴らしい先輩から厳しくも愛情の籠った激励が私の心の支えでした。
理事5年、副理事長4年、理事長4年、10年以上になります。総会を実施するのが中心の会の運営に疑問を感じ、また若い皆さんが富丘会のことを知らず、参加する意義など感じることのない状況でした。
そこで「若手のための講演・交流会」を6年前に立ち上げました。今や全学部の大学生から(若手でない)先輩社会人まで100名弱の交流の場に定着してきました。
「横浜国大経済人の集い」は、横浜国大卒業の経済界で活躍している経営層や若手の起業家の皆さんに参加していただき100名を超える組織になり、大学を支援していく母体に成長してきています。
また、校友会と連携して、「横浜経営者の会」という横浜を基盤とする企業の経営者の会を、元日経新聞の杉田会長や元横浜銀行川村頭取の協力のもと設立しました。
ランチ勉強会から、参加経営者の皆さんが、横浜国大の学生のために積極的に講義をしていただくようになり、国大の学生・留学生のためのインターンシップの創設、大学への様々な支援に繋がってきています。
さらに、新入生のご両親の安心と信頼のために「ウェルカムパーティー」や「横浜ナイトクルーズ」、就職支援のために「模擬面接会」など学生の皆さんに役立つという思いで、校友会、他同窓会も巻き込み新機軸を推進してまいりました。
ランチ勉強会から、参加経営者の皆さんが、横浜国大の学生のために積極的に講義をしていただくようになり、国大の学生・留学生のためのインターンシップの創設、大学への様々な支援に繋がってきています。
さらに、新入生のご両親の安心と信頼のために「ウェルカムパーティー」や「横浜ナイトクルーズ」、就職支援のために「模擬面接会」など学生の皆さんに役立つという思いで、校友会、他同窓会も巻き込み新機軸を推進してまいりました。
一方で、富丘会の収入が平成卒業の皆さんからの収入減少が継続し、収支が悪化してまいりました。そこで新入生から入学時に同窓会費の納入を検討開始、校友会や3同窓会の皆さんと大学側の皆さんと他大学の運営を研究し、様々な創意工夫を重ね実施後、3年目にしてやっと今のような形になりました。
今や新入生の納付額が全体収入の70%となり一定の金額を大学に安定して寄付することもできるようになり、財政収支の安定化を図ることが出来てきました。これも偏に、石原事務局長をはじめ理事・評議員の皆様のご理解とご協力のお陰と心から感謝しております。
一人一人の皆さんの尽力していただいた姿が浮かんでまいります。
今や新入生の納付額が全体収入の70%となり一定の金額を大学に安定して寄付することもできるようになり、財政収支の安定化を図ることが出来てきました。これも偏に、石原事務局長をはじめ理事・評議員の皆様のご理解とご協力のお陰と心から感謝しております。
一人一人の皆さんの尽力していただいた姿が浮かんでまいります。
ここ数年総会の実行委員を組成するのにも苦労してきましたが、今や学年幹事にこだわらず、様々な年次の皆さんが実行委員に自ら参加するという集まりになってきたこと、当日のボランティアとして50名近い皆さんが常に参加するようになり、心より嬉しく思います。こうした若い皆さんの参加と活躍に心からエールをおくります。
まだまだ課題も多くありますが、これからの運営は、後任理事長 櫻木政司郎氏と新しい役員の皆さんに託したいと思っております。富丘会員の皆様のご理解・熱いご支援を引き続きよろしくお願いいたします。今後は、校友会の活動を通じ、3同窓会と協力し、大学運営に貢献していきたいと思っております。(感謝)
2020年6月30日 富丘会理事長 宮田芳文