理事長便り(2021年6月)
理事長便り6月号
6月20日で東京都をはじめとする緊急事態宣言が沖縄県を除き解除され
ました。また関東は既に梅雨入りし蒸し暑い日が続いていますが、会員の
皆様はお元気にお過ごしでしょうか?
櫻木は6月14日に富丘会連携講義の講師を務めてきました。この講義は
正式な単位授業として、富丘会のOBが自身の知見や経験を学生に伝え、
考えていただくことを目玉として今回で15回目となります。今年度の
授業はハイブリッド方式で開催され、リアルの出席とリモートの活用を併用
しています。当日残念なことに、リアルの出席者が一人もいませんでした。
学生の皆さんと触れ合うことを楽しみにしていたので正直少しがっかりし
ましたが、これが今の学生の実態なのかと考えさせられました。
学生の皆さんは約1年にわたりリモートの授業で勉強せざるを得ない環境
でしたが、今年度からハイブリッド方式の授業が始まりました。本来であ
れば大学に足を運びリアルに授業を受けることができますし、同級生や先
輩、先生と接する機会も生まれます。しかし1年のブランクによって大学
に行くこと自体がいろいろな意味で少し億劫になってしまったのかもしれ
ません。
当然、大学では様々な学生のフォローをしていただいていると思いますが、
富丘会の活動で学生に少しでも寄り添うことができればと思います。富丘
会では学生支援委員会が今年に入ってから学生に対する会合としてオンラ
イン「学生激励会」を開催しました。残念ながら想定よりも学生の参加は
少なかったのですが、参加していただいた学生は非常に有意義だったと感じ
てくれました。
学生の皆さんに富丘会を身近に感じていただくアプローチは簡単ではない
と思いますが、これからもSNSの活用など少しでも目を向けていただける
方策を引き続き検討していきます。そして学生会員の皆さんにもぜひ繋が
っていただきたいと思います。
直近になりましたが、富丘会では6月27日の13時から15時までリモ
ート交流会を初めて開催します。学生会員の参加が少ないと聞いています
ので、この機会にぜひ参加していただき、同期やOBといった同窓の方と縦
軸・横軸で触れ合うことで様々な繋がりを作って頂けると嬉しいです。
既に参加の手続きをしていただいた会員の皆様に感謝するとともに、当日
の時間が空いている会員の皆様にもぜひ参加していただけるよう改めて
お願いいたします。