理事長便り(2021年8月)
理事長だより(8月)
開催自体の可否が議論された東京オリンピックは8月8日に閉会し、日本
選手の活躍も含め世界のアスリートの躍動に感動した会員の方も多かった
のではないでしょうか。そして24日からはパラリンピックが開催されます。
一方、新型コロナウィルスの感染状況は改善するどころか、先の見えない
大変厳しい状況が続いています。緊急事態宣言の対象となる自治体が増え、
当初は局所的だった感染地域が全国に広がろうとしています。
ワクチン接種により感染する確率が小さくなり、感染しても重症化しない
ということでしたが、感染力の強いデルタ株ではブレークスルー感染が懸念
されています。
こうした状況下で9月29日に開催予定の「横浜国大経済人の集い」や11月7日
に開催予定の「富丘会総会」はともに大きな影響を受けそうです。
開催日を決めた当初は従前と同様にフルリアルの開催を目指してきました
が、現在の感染状況とこれからの感染の推移に目を向けるとともに、会員の
皆様の安全・安心を考慮すると、現時点でフルリアルの開催は難しいと考え
ています。
しかし、過去1年半にわたって様々な会合を中止し延期せざるを得なかった
状況を踏まえ、何もできないことを当たり前とせずに、リアルとリモートを
併用したハイブリッド型の会合や6月27日に開催しましたリモートだけによる
会合の開催ということも視野に入れ、ぎりぎりまで種々検討してまいります。
先日、富丘会の組織活性化委員会と総会実行委員会に参加しましたが、
現状の新型コロナの感染状況を踏まえた上で、会合開催の可否、開催する
場合の今後のスケジュール感や開催内容の検討など真摯に検討を重ねていま
した。会員の皆様には大変なご心配やご迷惑をおかけしていますが、引き続
き会合開催の可否を含む開催内容の見直しを図り、現実を踏まえた方策を
模索してまいります。
なお、検討の状況や検討結果については、このメルマガや富丘会のホーム
ページなどを使ってスピーディーにお伝えできればと思っています。
今後も、会員の皆様に少しでも寄り添うことができる富丘会を目指してま
いりますので、よろしくお願いします。
最後になりますが、このコロナ禍でも会員の皆様がご健康でいらっしゃる
ことを祈念しております。