理事長便り（2022年4月）

理事長だより（22年４月)

新しい年度を迎えましたが、新型コロナウィルスの感染状況では下げ止まり
傾向が見られ、感染者は７００万人を大きく上回っています。また、ロシア
のウクライナ侵攻は長期化し、各国の安全保障の強化に関する議論が活発化
するなど、暗いニュースが続いていますので、明るい話題を渇望する今日こ
の頃です。
そうした中で横浜国大では４月７日に入学式が開催され、常盤台キャンパス
で学ぶ新入生を迎えることになりました。富丘会にも多くの新入生が入会さ
れましたが、新型コロナウィルスの影響で富丘会の活動内容を直接お伝えす
る機会がなかなかありませんので、この書面でご説明させていただきます。
富丘会では学生支援委員会という組織が中心となって、事務局や他の委員会
と連携して新入生や在校生に向けた取り組みを実施しています。
具体的には、新入生に対しては新入生の保護者を対象とした「ウェルカム・
パーティー」、各同窓会と連携した横浜港クルーズ、YNUロゴ付き名刺の配
布が用意されています。（今年の「ウェルカム・パーティー」は入学式に保
護者が出席しないことから残念ですが中止になりました。）
在校生に対しては富丘会が２単位の授業として開催している連携講座、就職
活動に資する個別就職相談と模擬面接会、大学と連携したビジネスプランコ
ンテスト、卒業謝恩パーティーへの支援、学生とOB・OGとの交流会などがあ
ります。また、一昨年度、昨年度にはコロナ禍で苦学する学生に対して緊急
学生支援寄附として富丘会から大学に対し寄附を実行しました。
　学生の皆さんを対象とした活動以外にも、全会員向けの取り組みとして総
会開催、富丘会報・ホームページによる情報発信、卒業生向けの取り組みと
して講演・交流会、横浜国大経済人の集いなどがあります。
富丘会では「ダイバーシティーを繋げていこう！」をキーワードに学生を含
めた会員の皆さんとどんなに小さな繋がりでも大切に育てていくことを目指
しています。学生の皆さんにはこうした富丘会の活動に目を向けていただき、
ぜひ積極的に参加していただきたいと思っています。
そして、学生の皆さんが富丘会の活動に参加することで、新たな観点から富
丘会を活性化していただくことを期待しています。
新入生の皆さんは期待と不安が交差した心境だと思いますが、学生の本分を
わきまえた上で、クラブ活動や今後のゼミへの参加、アルバイトなどを通じ
てタテヨコの人の繋がりをいっぱい作り、充実した学生生活を過ごしてくだ
さい。
卒業生の皆様には新しい会員がこの４月から加わりましたので、引き続き後
輩のために様々な場面でご指導やご協力をお願いいたします。