理事長便り(2022年11月)
理事長だより(22年11月)
8月後半から減少していた新型コロナウィルスの感染者数は10月後半から
増加に転じ第8波と日本医師会も認めています。一方で世界各国では中国
を除きウィズコロナの活動が一般的になっています。現在サッカーワールド
カップがカタールで開催されていますが、観客はマスクをすることなく選手
の活躍に声援を送っています。
11月は新型コロナウィルスの感染対策に十分留意したうえで、富丘会主催
ではなくとも協賛や協力をしている会合が数多く開催されました。まず、6
日に横国Day2022(以前のホームカミングデー)が常盤台キャンパスで
開催され、梅原学長と高芝教育学部准教授の対談が飯田浩司ニッポン放送アナ
ウンサー(経営学部卒)の司会で進行し、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」
を題材に横浜国大周辺の土地やドラマの人物に触れながら楽しくまた意外な
話しの展開がありました。また、当日YNUプラウド卒業生のお一人として富
丘会OBで(株)東洋経済新報社の要職を歴任された浅野純次さんが表彰され
ました。
12日には第17回YBC(横浜国大ビジネスプランコンテスト)決勝が開催さ
れました。このコンテストは経営学部の井上先生が長年続けられてきたもので、
横浜国大の学生が中心となり起業するためのノウハウを積み上げていくもので
す。櫻木は審査員としてコンテストに参加しましたが、既に起業している学生が
いたり、他大学の学生と連携して参加する学生がいたり、当然プレゼンの内容
も本当に素晴らしいコンテストでした。そして、参加した学生からは横浜国大
らしい(!?)静かなパッションを感じました。しかも今回初めてコンテストの
様子をユーチューブで配信し、多くの方に見ていただく工夫もしていました。
そして、19日に富丘会、友松会、名教自然会の3同窓会共催の横浜国大経
済人の集いが日本工業倶楽部で開催されました。経済学部卒でパリバ証券チ
ーフエコノミストである河野龍太郎さんから「成長の臨界」にどう対応するか?
~グローバル金融経済の展望~という演題で講演していただきました。20分と
いう短い時間でしたが、日本が抱える課題を分かりやすく解説いただきました。
その後の交流会では初参加の方の紹介を含め楽しい歓談の時間を過ごしました。
11月に開催された会合を紹介させていただきましたが、最近感じることはそれ
ぞれの同窓会が独自に企画し開催してきた会合がある一方、オール横浜国大で
開催する会合やイベントが増えてきたことです。40年以上前は学部ごとに異な
っていたキャンパスも現在の常盤台にワン・キャンパスとなり、全学部の学生が
一緒に学んでいます。そして時間の経過とともに横浜国大としての一体感が少し
ずつ醸成されていると感じていますが、会員の皆様はどのようにお感じでしょう
か?皆様にお会いできる会合やイベントでは今後の富丘会について忌憚のないご
意見をぜひお聞かせください。よろしくお願いします。