理事長便り(2023年11月)
理事長だより(23年11月)
11月に入って1日の中で最高気温と最低気温の差が10度を超えることがあり、
また三寒四温ではないですが日ごとの寒暖がやはり10度を超えるような不安
定な気候が続いています。櫻木は11月中旬に腰を痛めてしまい、18日のビジ
ネスプランコンテスト決勝の審査員を広島副理事長に代わってもらうなど、富
丘会の活動に関しご迷惑とご心配をおかけしました。
お陰様で何とか腰の方は快方に向かい、22日開催の「横浜国大経済人の集い」
には出席することができました。今回は本学工学部卒業で現在名古屋大学未来
社会創造機構客員教授の佐藤登氏から「経済安全保障の鍵を握る車載電池事業
と日本の課題」というテーマで特別講演をしていただきました。話の中では各
国の車の電動化対策、電池産業に対する政府方針、世界市場シェア、サプライ
チェーン、日本の車載電池の信頼性などに触れていただき、国の電池会社の投
資に対する支援と電池人材育成の必要性について強く主張されました。
また、横浜国大の梅原学長からご挨拶をいただいた中で、QS世界大学ランキン
グ「大学評判調査」の協力者リスト登録について協力の依頼がありました。す
でにご協力いただいている会員もいらっしゃいますが、依頼要請があればぜひ
ご協力をお願いいたします。
今回の集いの特徴は初参加の会員が多かったことと、スタートアップ企業を経
営する若い会員の参加が多かったということです。19名の会員が初参加で200
0年以降の卒業生16名と経営学部に在学中の柴田開さんも参加してくれました。
若い会員に参加していただけたことで、従来から参加している会員との交流も
活発になり会が活性化している印象を受けました。
このように富丘会でスローガンとしている「ダイバーシティー(多様性)を繋
いで行こう!」が少しずつ具体的に形になっていくことを大変嬉しく思ってい
ます。
コロナ禍が落ち着いてきましたので、富丘会の会合・イベントが従来の形で再
開されてきました。ぜひ会員の皆様には気軽に様々な活動にご参加していただ
けるようお願いいたします。