理事長便り(2024年1月)
理事長だより(24年1月)
2024年も1か月が経過しようとしていますが、今年は元旦から能登半島
でマグニチュード7.6という大きな地震が発生し、翌日も飛行機事故が起
きるなど暗いニュースからのスタートとなりました。
櫻木は毎年正月2日に箱根駅伝往路の2区終盤の力走を応援に行きます。今
年は2区で駒澤大が首位を守りながらも青山学院大が大きく順位を上げてそ
の差を詰めていました。母校である横浜国大は出場しませんでしたが、各大
学の学生が死力を尽くして走る姿は見ていてとても感動するものです。
箱根駅伝の歴史を紐解くと、横浜国大は過去10回出場していて1947年
から1956年まで10年連続の出場です。当初の3年は神奈川師範学校と
しての出場なので、現在の教育学部の学生が中心選手として駅伝に出場して
いたものと思います。最高順位は最初に出場した1947年の8位でした
(全10チームの参加でしたが)。
以前この「理事長だより」で書かせていただいた硬式野球部では、昨年11
月に3年生の藤澤涼介選手(理工学部)が野球日本代表「侍ジャパン」大学
代表候補選手に選出されました。藤澤選手は佐野日大高校出身で、コロナの
影響で甲子園出場の夢を果たせず、1日10時間の受験勉強を積み重ねて横
浜国大に現役合格した努力家です。この藤澤選手を含めた打撃陣の活躍と粘
り強い投手陣の踏ん張りで昨年秋神奈川6大学1部リーグ3位となりました。
ぜひ今年は優勝を目指していただきたいと思っています。
また、横浜国大アメフト部は昨年残念ながら10年間維持してきた1部リーグ
から2部リーグに降格となりました。今年のスローガン「1部奪還―求めろー」
の言葉どおり、厳しい2部リーグの戦いを勝ち切って1部リーグへの復帰され
るよう期待しています。
横浜国大の学生の優秀さはご存じのとおりですが、スポーツの分野や文化の分
野でも学生は活躍しています。後輩の活躍に目を向けていただきながら、「横
浜国大愛」を強く持っていただけると嬉しく思います。
最後になりますが、会員皆様のご健勝とご多幸を祈念するとともに、富丘会の
活動に引き続きのご支援、ご協力をお願いして新年のご挨拶とさせていただき
ます。