横浜国立大学社会科学系同窓会

富丘会について

植草理事長
2024/09/25

理事長便り(9月)

理事長便り(9月)

 日本各地で記録的猛暑が続き、集中豪雨やゲリラ豪雨、更には異常な進路を取る熱帯低気圧や台風の襲来等も続いた暑くて長~い夏が終わりに近づき、暑さ寒さも彼岸までという言葉どおりやっと過ごしやすい秋の気候に近づいてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 こうした異常気象の影響によって日本列島で被災されているエリアが各地に広がっていますが、中でも今年の元旦に能登半島大地震で大変な被害を受けた能登半島北部では、復旧に向けてあきらめずに頑張っていたところに、長時間にわたる集中豪雨で、またも家や様々な生活インフラ等も破壊され、これまでの努力が-0に戻ってしまうような状況のようです。心からお見舞い申し上げますとともに、公的な早期復旧支援と、心身のご健康を願うばかりです。

 ところで、こうした中ではありますが、9月13日に横浜国立大学教育文化ホールにて、令和6年度秋季横浜国立大学卒業式・大学院修了式が開催され、校友会長や各同窓会の長の一員として参列してきました。卒業生・修了生が98名うち留学生が55名ということで、母国の民族衣装で参列される方もいる中、梅原学長は、横浜国大の長い歴史や伝統のお話と共に、知の統合型大学で学んだ力で地球規模の課題解決に取り組んで存在感を発揮してほしいと英語でスピーチされ、それを受けた答辞も含め国際色豊かな卒業式・修了式となりました。

 また、9月18日には、銀座の交詢ビルで富丘会・友松会・名教自然会の卒業生で作る「三水会」の講演会が開かれ、横浜国立大学大学院国際社会科学研究院の二神枝保教授による「D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の視点からのキャリア・マネジメント:日欧比較を中心として」というテーマで、女性のキャリア・マネジメントや障がい者のキャリア・マネジメントについて、北欧やオランダなどの先進事例を紹介されながら、今後の日本の課題や進むべき方向性について示唆に富んだお話がありました。この会に参加してみて、こうした他学部の同窓生とも交流できる機会を一層広めていけたらと思っています。

 来月10日には、18時半からAP日本橋で、富丘会会員のための講演交流会が開かれます。講演者は、我々の同窓でIBMに入られた後幾つかの外資でキャリアアップされて、現在Zoomの日本法人執行役員の北原祐司さんで「キャリア形成と求められる経験・スキルの変化」という若手卒業生から現役学生にもとても有益な内容で、富丘会会費納入者は無料で参加でき、終了後は多くの卒業生と交流できます。時間を作って是非ご参加いただけると幸いです。

以降も、続々と色々なイベントが計画されていますので、是非お楽しみに!

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