横浜国立大学社会科学系同窓会

富丘会について

植草理事長
2025/06/26 理事長便り

理事長便り(2025年6月)

理事長便り(2025年6月)

梅雨入りにもかかわらず猛暑が続き、やっと梅雨らしくなってきたかと思えば台風までやって来るという相変わらずの異常な気候が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私は、富丘会の様々な委員会や事務局との会合をこなしながらも、合間を見つけて北海道へ旅行に出かけたり、ワンゲルOB会のゴルフコンペに参加したり、大谷君の日米通算300号ホームランをはじめとするメジャーリーグやその他のスポーツを観戦したりと、メリハリをつけて楽しんでいます。

富丘会としては、4月以降三田の事務局で始めたLT(ライトニングトーク)会を6月13日に開催し、1996年経営卒でワールドワイドにご活躍中の会計士・山本真美子様にお話をお聞きしました。

山本さんは大学3年生の時に大きな事故に遭い、1か月間も意識不明だったそうですが、友人の献身的なサポートもあり、奇跡の回復を遂げられただけでなく、この事故が契機となって、会計士や語学の勉強に取り組み、今のポジションを築かれたとのことでした。事故を乗り越えて、諦めない心で働き続けていれば大きな夢をつかむことができる素晴らしいお話でした。また。これまでの海外在住経験や、独立時のお話もまさに波瀾万丈で、みな真剣に聞き入っていました。

その後の交流会では、山本様の同級生や、現役学生、地方から久々に首都圏に戻られた卒業生などが参加し、大変賑やかな会になったとのことです。

6月25日には横浜国大都市開発部会が開催され、私も参加してきました。今回、23~75歳という幅広い年齢層の、都市開発に関係する同窓生33名が、学部を超えて集まりました。今回の幹事で、三井不動産のグループ会社になった後楽園ドームの方から直近のリニューアルのお話を聴いた後、なかなか見ることが出来ない場所も見学することができました。その後、東京ドームホテルで美味しいお酒と料理を楽しみながら、名刺交換もしつつ楽しく交流しました。元気な若手はその後の二次会に向かいましたが、会社を超えた同窓の仲間が増えることに感謝しつつ、大いに楽しんだようです。

さて、7月13日(日)には、横浜ベイホテル東急にて12時より、第97回富丘会総会が開催されます。総会テーマは、「世代を超えた繋がりを深め、互いに称え合い、励まし合い、高め合おう!」とのことです。1995年経営卒の福田行伸総会実行委員長のもと、95年卒から現役学生までと幅広い世代の卒業生と社内外のボランティアの方々も加えた二十数人で、社会で活躍している卒業生と現役学生とをつなぐ企業ブースや、その他、新たな企画の構想も含め、総会に向けた準備に頑張ってくれています。

講演者は、1982年経済卒、元資源エネルギー庁長官の日下部聡さんで、「原子力、経済安保、リスクマネジメント~経産省と財界で経験した大論点への向き合い方~」というテーマでご講演をいただきます。電力自由化から2011年の大震災、そして原子力の選択といった、36年間の官界でのご経験、そしてその後の財界7年間で、トランプ政権、ウクライナ侵攻から不祥事対応、サイバー攻撃への対応等々、様々なリスクマネジメントのご経験から得たことについて、どんなお話をいただけるのかとても楽しみです。

是非皆さん、総会にお集まりいただき、同窓の仲間と世代を超えた繋がりを深めましょう!

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