
理事長便り(2025年7月)
理事長便り(2025年7月)
猛暑の空梅雨が終わるとともに酷暑が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 私は、MLBをはじめとする様々なスポーツ鑑賞を楽しみながら、忙しめの7月のイベントに臨みました。
先ず7月5日には、恒例となってきました第5回ベヒシュタインピアノコンサート。
桐朋学園大学を出られてベルギーをはじめとする国内外のコンクールに多数入賞されている大澤美穂さんの素晴らしい演奏を楽しみました。彼女の卓越した演奏テクニックだけでなく、数多くの著名な作曲家とその曲にまつわる色々な解説もしていただき、私のような素人でもそれぞれの曲の理解が深まったような気がします。
11日には、理工学部系同窓会の基金を活用している横浜工業会の総会に初めて出席しました。6Gによる未来の通信社会を語る素晴らしい講演とともに、本大学で素晴らしい研究成果をあげられた先生や学生たちに、表彰状と助成金が贈呈され、理工系のその後の更なる飛躍に繋がるとても良い制度だと感じました。
12日には、翌日の総会参加のために、各エリアの富丘会の役員の方々に集まっていただき、エリア富丘会フォーラムを開催しました。 湘南、静岡、東海、大阪、東北それぞれの近況や課題の報告がなされるとともに、富丘会としては、ホームページのエリア富丘会コーナーを設置して各地の同窓会でご活用いただくことや、各エリアの会員候補者の情報を今後ご提供していく等のご提案をしました。その後、皆さんとの意見交換が活発になされ、将来が楽しみな大盛会となりました。
13日には、第97回総会が、横浜ベイホテル東急で開催され、昨年よりは少なかったものの約350名の方々にご参加いただきました。日下部聡さんの講演は、幅広くかつ多量で本質をついたお話で、この内容を澱みなくキッチリ1時間でお話され、その内容の素晴らしさや、改めてもう少しお時間をかけてじっくりお聞きしたいという声が多数寄せられました。 懇親会では、横浜国立大学の探訪動画や、企業ブースを設置していただいた会社のご紹介、現役女子ダンスサークルの素晴らしいダンシングライブ、そして、新入生が増えたグリークラブの歌声等もあり、大変盛り上がった会となりました。また、周年事業の皆様にはご登壇だけでなく、多大なご寄付も頂戴し、この場をお借りして心より感謝申し上げたいと思います。
総会が終了し、ほっと一息ついた気がしましたが、16日には、全学部共通の三水会定例会があり、川添裕横浜国大名誉教授の「べらぼうの頃の落語の話」という演題のご講演を、知らないことも多く大変面白くお聴きしました。
また、19日には.横浜6大学の交流会が、市大の進交会館で開催され、各同窓会や協働チームの近況報告がなされ、その後の懇親会でも、同窓会活動の共通の悩みや面白い出会いのお話等々で盛り上がり、次回12月の再会を約しました。
26日には.長野富丘会総会に高田副理事長に参加していただき、私は、27日の山口富丘会総会に参加してきました。コロナの関係で、3年ぶりの開催となり、皆さん同士久しぶりの再会を喜ぶとともに、大学や富丘会総会、エリア富丘会の近況等の私からの話を真剣に聴いていただきました。最後に、山口にゆかりの方々の情報を提供させていただきましたが、皆さんから、老齢化が進んでいるこの会に、ぜひ次の機会までに中堅や若手の会員を少しでも増やしていきたいとの強い決意と感謝のお言葉を頂戴しました。
折角山口まで来たので、夕方新幹線で更に移動して、福岡の富丘会&同窓会を復活すべく頑張っていただける方々とお会いして、情報交換と懇親を深めました。福岡エリアには沢山の同窓生がいそうです。是非今年度中に復活に向けて頑張ってくれる彼らに、協力を惜しまない思いを強くするとともに、暑くて長い7月を感じつつ帰路につきました。