横浜国立大学社会科学系同窓会

富丘会について

植草理事長
2026/10/28 理事長便り

理事長便り(2026年10月)

理事長便り(2026年10月)

 10月に入ってやっと秋らしい気候になったかと思いきや、21日には東京・大阪・名古屋で観測史上最も遅い真夏日を記録しました。後半にはまたまた台風の影響による線状降水帯を伴う豪雨が各地を襲い、月末には12月並みの寒気が一気に北日本に南下し雪をもたらす予報等々、相変わらず落ち着かない天候が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 スポーツの秋として、様々なスポーツの国際大会や国際リーグも始まって相変わらず日本人の活躍が観られていますが、過去2年と比べて何か物足りなさを感じている自分がいます。なぜなのか?――そう思われた方々には申し訳ないですが、MLBでのドジャースのワールドシリーズ3連覇という偉業が、リーグ優勝決定シリーズ4連敗であっけなく消え去ってしまったから、というよりは、大谷選手による初の50-50達成とか、二刀流としての投打の大活躍とか人間とは思えないほどのスーパーヒーロー的活躍が観られないことの喪失感からだと思われます。怪我のせいとは言え、125打席ホームランが出ない大谷選手を、誰が想像できたでしょう⁈あまりにも期待が膨らみ過ぎたのかもしれません。「彼もやっぱり人の子だった」、こう感じている方も多いのではと思います。でも必ずや怪我も克服して、来年は再び素晴らしい活躍を見せてくれると信じざるを得ません。

 ところで、富丘会活動としては、10月は定例の正副理事長会・理事会・評議員会はじめ多くの会合や委員会活動が続けられています。そんな中ですが、10月16日に2026年の卒業生有志と富丘会とのミニ懇親会が行われました。新社会人になった彼らにとって若手を含む富丘会OBとの交流は、学生時代よりさらに貴重と感じるとの声が聞かれ、小規模ながら大変盛り上がった楽しい会になりました。11月には、2027年卒業予定の学生有志との懇親会も開催します。まだまだこれからですが、こうした中から令和世代の富丘会を支えてくれる人が育ってくれるかもと勝手に期待しています。

 また、20日には富丘経済研究会が開かれ、1975年経営学部卒で、世界最大手の人材・組織コンサルティング会社元コーン・フェリー日本代表・妹尾輝男氏の講演を聴きました。卒業後、ロンドンで日本人が一人もいない多国籍企業に就職され、30歳そこそこで日本支社を立ち上げ代表に就任。その後スタンフォードのMBAに自費留学され、帰国後ベイン・アンド・カンパニーを経てコーン・フェリーへ。以来ヘッドハンターとして経営幹部の発掘と紹介に30年間従事されてきました。仕事を通じて2000人を超える経営幹部を選び育てた経験から、講演のテーマは「世界の役員が教えてくれたことー人生を変える思考と視座―」。内容をこちらで記載することはできませんが、「能力ではなく、視座の違い」という結論を含め、大変示唆に富んだ有意義なお話でした。こうした興味深い講演会を毎月開催している富丘経済研究会にご興味のある方は、是非事務局にお問い合わせいただき会員になられることをお勧めしたいと思います。

 翌21日には、年に一度の幅広い世代向けの第15回講演交流会が大手町で開催されました。1997年経済卒で『本を読めなくなった人たち」というベストセラーで話題の稲田豊史氏を講師にお迎えし、「『非読社会』における知的生産~タイパ、動画、AI、そして読書」というテーマでお話しいただきました。若い世代を徹底取材したうえでの考察として、社会のコスパ・タイパ志向が非読化を加速させた、動画は論理的思考をさせないため論理の矛盾に気づきにくい、読書の目的は知識の獲得というより思考する機会を得ること、AIを使って提出する人はプレゼンができない、質問に答えられないことが多い等々、なるほどと納得することが多く、早速購入して息子や孫に読むように伝えました。

 また、22日には恒例の新入生歓迎横浜港クルーズの今年の第2回が行われました。今回からクルーズ船は、2002年経営卒の山田康平さんの経営するSEA STORYという会社の船に代わりました。船幅も広く3階建てと一周り大きくなって大変好評でした。詳細は、HPで紹介があると思いますが、彼の夢を追う姿はとてもすてきだと思いました。

 もう一つ新しい動きのお知らせです。来月の27日に三田の事務局で横浜国立大学の女性同窓生・在学生がつながる場として「翠会(みどりかい)」という女性のための異業種交流会が開かれます。近年女性学生比率がどんどん高まってくる中での女性会員による自主的な動きで、富丘会に新しい風を吹き込んでいただけそうな気がしています。

 最後に、皆さんへのお願いです。来年の富丘会100周年記念事業とその推進に資するための記念事業推進募金は既に始まっています。是非、ホームページをご覧いただき、一人ひとりの募金協力やこの活動を友人たちへ広げるご協力をお願いします。皆さんのお力添え次第で未来の国大生や同窓生にできることが違ってきます。ご協力のほどよろしくお願いいたします。

←
  • 富丘会会員システム
  • 入会ご希望の方へ
  • 寄付ご希望の方へ
  • 住所等ご連絡先を変更された方へ
  • Facebook
→

ページ上部へ