横浜国立大学社会科学系同窓会

富丘会活動・報告

2019/03/18 交流会

講演・交流会 

富丘会会員のための講演・交流会(2019年02月20日開催)

 富丘会の活性化と革新を目指し、若手・中堅OB、あるいは学生との交流を図る目的で開催を始めたこの講演・交流会も9回目を迎え、今回は、株式会社ライトパブリシティ代表取締役社長の杉山恒太郎氏にご講演いただきました。

 杉山氏は電通でクリエイティブディレクターとして「ピッカピカの一年生」「セブンイレブン いい気分」など生み出してこられた方で、「経営とデザイン もしくは 経営とブランド ~今、経営にとってアートはなぜ必要なのか~」と題し、トラディショナル広告に限らず、アート、デザインあるいはブランディングといった広義の視点から大変貴重なお話をいただきました。

 ブランディングに関しては、価値が変化し続ける社会にあって、外部へ向けた広告以上にインナーブランディングが重要であること、競争社会を勝ち抜くためにすでに欧米ではデザインの重要性を認識し、CDO(Chief Design Officer)が企業経営に携わっていること、“問題解決”から“問題開発”への発想転換が必要なことなど、社会人にとっても、学生にとっても大変刺激的なお話に、約120名の参加者はみな真剣に聴き入っていました。

 その後、場所を移しての交流会でご挨拶に立たれた長谷部学長も、大学運営にとって大変参考になる講演だったと感想を述べられていました。

 今回は現役学生の参加も多く(約30名)、講演会の質疑応答では学生からの手が多く挙がり、非常に活性化した場となったと思います。交流会では、希望業種に携わるOB・OGの話を真剣に聞く姿が多く見られました。また次回総会実行委員の挨拶で、卒年に限らず実行委員への参加を呼び掛けたところ、即、若手から数人の手が挙がるなど、若手会員の積極的な参加が目立った会でした。


 この講演・交流会は、普段の人脈や環境の中では得られない、新たな刺激を受けられる場となっています。10月23日には、記念すべき10回目の講演・交流会が開催されます。
 当日の講師は本学の工学部出身の藤原徹平さんに決まりました。藤原さんは現在最も注目を浴びている建築家のお一人の隈研吾氏の右腕として同氏の設計に関わり、その後独立して自身の設計事務所を運営する気鋭の建築家です。又、本学部の工学部の准教授も務めておられます。
 素晴らしいい講師のお話と活発な交流が皆様をお待ちしています。多くの方々のご参加を期待いたしております。

富丘会副理事長(組織活性化委員会担当) 長島章

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