平成25年度「九清会」(昭36年卒同期会)例会報告
平成25年度「九清会」(昭36年卒同期会)例会報告 昭36黒澤ゼミ 渋谷高允
「九清会(きゅうしんかい)」は毎年春に東京か横浜で開催されてきて、本年も3月25日(月)に東京霞が関ビルの東海大学交友会館で開催された。例年50名前後が出席し本年は49名であった。九清会の呼称は発案の吉田光志さん(黒澤ゼミ)によれば清水ヶ丘の大学9期と学長の黒澤 清先生のお名前から一字入れさせていただいたという。九清会には元気だから出るのか出るから元気なのか。一昨年の富丘会総会の卒業50周年オンステージも元気に務め、次は60周年オンステージの出場である。「九清会」の卒業生は187名で、物故者35名、不明者5名、現在の会員は147名。
多くは現役を引退して趣味や社会奉仕などで人生を充実させており、集まれば歓談の輪ができ青春にもどりよく飲み食べる。会は幹事代表の挨拶ではじまり、大学の近況、富丘会報告、歓談のあと、グリークラブの指揮で「みはるかす」を斉唱して再会を期し散会した。幸い本年は物故者への黙祷はなかった。
入学時の横浜国大は、戦後一段落し55年体制が発足した成長期で60年安保論争が激しかった。経済学部、工学部、学芸学部の三学部は共に一年間の教養過程を旧神奈川師範の立野分校で学び、専門過程に入り経済学部は南太田の清水ヶ丘へ、工学部は弘明寺、学芸学部が鎌倉に別れた。現在の保土ヶ谷キャンバスのホームカミングデーに出ると昔の「蛸の足大学」などと言われたのを思い出す。
横浜国大は国立大学の二期校のエースで、例年競争率が20倍を越え北海道から九州の全国の出身者が自由闊達な学風の中で、学問、スポーツ、文化活動に活発で、貧しい学生寮や下宿生活を送ったが、就職は順調で産業界、金融界、国家公務員、マスコミ、会計士など多彩な分野に巣立った。
本年の九清会はゼミの持ち回りで黒澤ゼミが幹事を務め、来年は越村ゼミ、佐藤ゼミ、杉本ゼミが合同で幹事の予定。
当日の出席者(ゼミ名) 49名
個人名は割愛しますので、会報8月号でご覧ください。