異業種交流会レポート(7月24日開催)
2013年卒 向後さおり
7月24日 (水)に異業種交流会が富丘会事務局にて開催され、金融やIT、メーカーなど各業界の方々が参加した。今回は、三菱ガス化学株式会社におられた土屋進氏(現富丘会事務局長)に、「サウディ・プロジェクト&駐在経験談」というテーマでお話いただいた。
「メタノール」は重要な原料のひとつであるとともに、クリーンエネルギーとして期待されている。三菱ガス化学では、メタノールの需要が今後更に増えると考え、1970年代から国内だけでなく海外での生産にも注目していたそうだ。
そこで、三菱ガス化学は生産・マーケティング・物流などの観点で多くの企業や団体と協力し、日本とサウジアラビアの出資による新会社を設立し、サウジアラビアでのメタノール生産を開始した。このプロジェクトでは、サウジ人を多く雇ってその地域に貢献していく「サウダイゼーション」に取り組んでいたそうだ。
また、サウジアラビアの現地事情については、写真を交えながら食事や宗教の紹介をされ興味深かった。特に上司に騙され てラクダの肉を食べた話が印象に残っている。
土屋氏の話の合間や後には、参加者から質問がいくつか出てきて、和やかに会は進んだ。また、自分とは違う視点での質問もあり、学びも多かった。
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