【会員からのレポート】異業種交流会報告（3月19日開催）

◯3月19日開催概要

　□ プレゼンター ： ジギャン　クマル　タパ様

　　　　　　　　　　　　（公財）か ながわ国際交流財団　企画調整課

　□ テーマ　　　   ： 日本のグローバル化と外国人

　　　　　　　　　　　　（10年で10倍に増えた在日ネパール人を 通して多文化共生を考える）

 

　今回はネパール出身で、横浜国立大学院国際社 会科学科卒のタパさんにご講演頂ました。

ネパールという国についての基本情報から始ま り、タパさんが日本に興味を持ったきっかけや、日本留学中の苦労、日本人のいい所・悪い所、現 在の活動、今後の目標・夢についてお話し頂きました。質疑応答も活発で、予定の時間をオーバーする程の盛り上がりでした。

　タパさんは日本語に堪能で、諺も自在に操り、 時には高校、大学の教壇に立つこともあるそうです。

　そんなタパさんのお話の中で私が印象に残ったこ とは、「学生に（諺や慣用句を使う）先生の話は難しい と言われる。」、「母国のことを語れないと海外では通用しない」と話されていたことです。

　グローバル化が叫ばれ、小学校での英語教育が必 修となった昨今の日本ですが、まずは母国の文化、歴史、政治等々・・・を日本 語で語れなければならないと感じました。グローバルで通用する人材とはどのような人材か ということを改めて考えさせられました。

 

以上