2014/06/30
【会員からのレポート】横浜国大会計人会総会・創立1周年記念行事報告(5月30日開催)
【会員からのレポート】横浜国大会計人会総会・創立1周年記念行事報告(5月30日開催)
経営学部教授 大雄 智
平成26年5月30日、常盤台キャンパスにて、横浜国大会計人会第2回総会および2月の豪雪のため延期していた創立1周年記念パネル・ディスカッションが開催されました。
横浜国大会計人会は平成25年1月に発足し、現会員数は約160名。昨年度秋学期には、本会の公認会計士・税理士の方々をゲスト講師としてお招きし、特殊講義「実務家が説く会計・監査・税務の最新事情」を開講しました。
総会では、この特殊講義の模様を振り返るとともに、今後の本会の活動について話し合われました。「本会に期待することを現役学生に聞いてみたほうがよい」、「現役学生も交えた懇親会を企画してはどうか」、「校友会創設の動きと合わせて何かできないか」など、活発な意見が飛び交う総会となりました。
総会に続き、パネル・ディスカッション「日本におけるIFRSへの対応と求められる会計教育」が行われました。パネリストは、岡田譲治 氏(三井物産(株)代表取締役副社長CFO、IFRS財団トラスティ/昭49済)、宮坂泰行 氏(有限責任監査法人トーマツ パートナー、公認会計士/昭50済)、齋藤真哉 氏(本学大学院国際社会科学研究院教授)の3名で、新井武広 氏(横浜国大会計人会代表幹事、公認会計士/昭55営)にモデレーターを務めていただきました。まさに会計界のビッグネームをお迎えできたこともあり、現役学生も含め参加者数は約120名。グローバルな金融資本市場のインフラである財務報告制度とどう向き合うべきか、また、大学での会計教育は何をめざすべきか、といった喫緊の課題が、参加者との質疑応答も交え約2時間にわたって熱く議論されました。
左から、新井武広氏、岡田譲治氏
左から、宮坂泰行氏、齋藤真哉氏