2014/07/29
[投稿] 「ヨコハマ三七十会」清水ヶ丘記念碑参集報告(2014年4月3日)
昭和37年経済学部卒 根津 武志
~ 「ヨコハマ三七十会」有志、桜満開の清水ヶ丘記念碑に集う ~
2014年4月3日、小雨降る清水ヶ丘に、昭和37年経済学部卒業の同期会「ヨコハマ三七十会」(ミナト会)有志10名が訪れました。
在学当時、通学の坂道両側に立ち並んでいた桜の木はめっきり減り、今は年月を増した11本の老木が満開の花を咲かせてわれわれを歓迎してくれました。
かつて横浜高商、横国大経済・経営学部として偉容を誇った白亜の殿堂はなく、代わって神奈川県立横浜青陵総合高等学校に引き継がれていますが、正門は昔の姿が残されており、向かって右塀の脇にどっしりとした存在感のある清水ヶ丘記念碑が建てられています。
記念碑には「横浜高等商業學校 横浜国立大学経済学部 経営学部 学び舎の跡」の文字が大きく刻み込まれており、ここ清水ヶ丘に開学し昭和49年に現在の常盤台に移転するまで50年の歴史を伝える碑文が埋められ、在りし日の白亜の殿堂と、横浜高商および横浜国大の校章が立体的に添えられていることで、往時のキャンバスの姿が甦ってきました。
われわれ一行の訪問には、横浜青陵総合高校の船橋校長、大塚副校長、山下事務長に歓迎していただきました。当方の訪問趣旨や在学当時の思い出話をお伝えするとともに、同高校の教育方針や生徒たちの進路状況等を知る交流の機会となりました。
満開の桜を背景に記念碑を囲んで記念撮影したあと、清水ヶ丘を後に横浜西口にある横浜国際ホテルに場所を移し、昼食を楽しみながらの懇談会を開きました。かって苦楽を共にした当地横浜での会合はなつかしく、懇談はいつしか若き日に戻って激論を呼ぶ一幕もありました。
今回の清水ヶ丘記念碑参集は大変貴重な体験となり、同期会行事として毎年今回と同じ桜の満開時期に実施することで意見がまとまり、出来るだけ参加者が増えるよう同期会員に呼びかけていくことにしました。
富丘会員の皆様には、同期会や親しい仲間たちともう一度清水ヶ丘を訪れ、往時のキャンバスの歴史を刻む記念碑を前に、多感な時代の旧交を温めてみては如何でしょうか。
当日参加者:10名