2019年度 静岡富丘会総会開催報告 (2020年1月25日)
2019年度 静岡富丘会総会報告
清水至亮(昭57営)
本年度の静岡富丘会(岸田勝彦会長:昭41済)総会は、昨年同様に工学部中部同窓会(海野早男会長:昭37建築)に
加えて友松会会員も交えた、まさに全学合同の会として、2020年1月25日(土)に中島屋グランドホテルにて
総勢27名により開催されました。静岡にゆかりのある横浜国大卒業生に加え、富丘会本部から宮田理事長に
ご出席いただくなど、非常に賑やかな会となりました。
総会に先立って行われた講話会では、まず富丘会宮田理事長よりご挨拶をいただきました。
宮田理事長からは、新入生全員が入学と同時に富丘会に入会することや「横浜経営者の会」、「富丘会総会」の
ご案内などの活動報告に加え、長谷部学長から言付かったとして大学全体の近況についても報告していただきました。
講話会のメインである同窓生による講話については、有限会社エンカツ社 代表取締役社長の宇於崎裕美氏(昭57工)に
ご登壇いただき、「危機管理広報-リスク&クライシス・コミュニケーション」との演題で、危機的事態発生に際しての
対処方法や普段からのコミュニケーションの取り方などについてお話しいただきました。
工学部卒である宇於崎氏が「なぜ危機管理広報をライフワークに決めたのか」から話は始まり、
関西電力や吉本興業、かんぽ生命などの実例から、危機管理広報がいかに重要なのかについて説いていただきました。
また、マスコミの特性や記者気質、自社が危機的状況に巻き込まれた時にどのように対処すべきかなどに関する説明は、
実際の新聞記事を見せていただいたこともあって非常に理解しやすかったですね。
特に、危機発生時に公表すべきポイントは、①何が起きたか(現状)、②なぜ起きたか(原因)、
③今どうするのか(復旧対策、補償)、④将来どうすればよいのか(再発防止策)の4つで、
これを迅速かつ簡潔に知らせることが重要という説明には、「さすが危機管理広報の専門家」と思わず唸ってしまいました。
全国各地での講演に加え、横浜国大リスク共生社会創造センターの非常勤講師も務められている宇於崎氏の講話を
地元静岡で拝聴する機会に恵まれ、現場体験者ならではの詳細事情を交えて難しいテーマを分かりやすく解説される
語り口に、出席した同窓生全員が引き込まれていました。
講話に続いて記念撮影を行った後、各会の代表からご挨拶をいただき2018年度の総会・懇親会が開会となりました。
今年度の懇親会も、昭和18年卒の大先輩から平成23年卒の若者まで参加する老若男女が入り交じった大宴会となり、
そこかしこで和やかな明るい歓談の輪が広がるなど、同窓生の旧交温まる誠に楽しい会となりました。
懇親会の席上、地元の若手同窓生の自己研鑽や親睦、人脈形成支援を目的とする「常盤クラブ」の活動について
紹介させていただきました。この会では、静岡に様々な講師を招聘して年4回程度の勉強会や視察会を継続開催しています。
先輩方から多くの励ましのお言葉も頂戴できたため、来年度もしっかりと活動していかなくては、との思いを
事務局一同新たにしたところです。
宴もたけなわとなったところで恒例の歌の時間となり、今年も先輩方のリードで元気よく校歌や学生歌を斉唱した後、
最年少である平成23年工学部大学院卒の山村君が声高らかにエールを切り、本年度の総会・懇親会はお開きとなりました。懇親会終了後も参加者の興奮は冷めやらず、そのまま二次会に突入して歌の延長戦が展開されたことを付け加えておきます。
運営事務局として、本総会開催にご協力いただきました諸先輩に深く感謝申し上げるとともに、
合同開催にご尽力いただきました工学部中部同窓会の海野会長、事務局岩井様にこの場をお借りいたしまして
厚く御礼申し上げます。
静岡富丘会の総会開催日につきましては、毎年「1月の第4土曜日」と定めております。
従って、次回開催は2021年1月23日(土)となりますので、静岡ゆかりの皆さまにおかれましては
国大出身の同級生や会社の同僚等とお誘いあわせのうえ、是非ともご出席いただきますようお願い申し上げます。
また、2020年5月10日(日) に、静岡県袋井市にある葛城ゴルフ倶楽部宇刈コースにて「静岡横浜国大ゴルフコンペ」の
開催を予定しております。女子プロツアー競技の開催される名門コースでの腕試しを希望される方がいらっしゃいましたら、
出身学部を問わず是非とも事務局までご連絡ください。
<連絡先>
静岡富丘会事務局 清水至亮
勤務先 〒420-0851 静岡市葵区黒金町20番地の8
静岡商工会議所 静岡県事業引継ぎ支援センター
TEL 054-275-1881
自 宅 〒420-0823 静岡市葵区春日3丁目4番38-306号
TEL 054-253-5080