東海富丘会総会 (2020年2月15日)
東海富丘会総会
日時 令和2年2月15日(土)
場所 名鉄ニューグランドホテル
名鉄ニューグランドホテルで、午前に東海富丘会総会を
午後に工学系東海同窓会と21回目の懇親会を開催。
本年の富丘会総会の司会進行は黒野事務局長(営79)が務め、
事務局長からの活動報告、会計の長浜さん(営78)からの会計報告と続き、
承認を受け無事終了した。
来賓は富丘会本部から川畑副理事長(済74)及び谷地経営学部長のお二人。
川畑副理事長から大学・同窓会の近況について説明をお聞きした。
〇 新入生への勧誘により、学生の8割が同窓会員となっていること
〇 学生向けに「連携講義」を開催し、実務的な講義を実施していること。
〇 就職相談、模擬面接会を開催し、学生への支援を行っていることが
紹介された。
続いて、谷地経営学部長から、ご講演をいただいた。
先生の御専門は「マーケティング」論。
特に技術とマーケティングの融合に重点が置かれた研究をされ、
「技術者のためのマーケティング論」をはじめとした著作がある。
上流に位置する研究開発における技術のイノベーションが顧客対応の
マーケティングとなるには、次の5段階があるとし、
「MOV:Management of Customer Value」として説明された。
1 探す (リサーチによる情報収集)
2 定める(コンセプト作成)
3 つくる(設計・開発)
4 伝える(営業・広告)
5 守る (競争戦略)
5については競争相手にいかに対抗していくかを事例を紹介して説明された。
また、先生からの「大学の近況」紹介では、産学連携による実践的経営学教育を
キーワードに学部教育改革に取り組んでいるとし、一例として1年次生における
「経営学リテラシー」教育についての御説明があった。
その目的は、できるだけ早く学生にビジネスとの接点を持たせ、
教室での学びだけでなく、フィールド調査を初めとする実践経験を持たせること、
ビジネスを学ぶ楽しさを体感させることにある、と説明があった。
当東海富丘会会長の鈴木建吾先輩(済69)は、昨年、
旭日双光章の栄誉を受けられた。
本日の先生の講義と会長の事業と共通する部分もあるとの感想を述べておられた。
黒野事務局長から、エリア同窓会フォーラムでの話題から、
相鉄『羽沢横浜国大』駅の次の停車駅は『武蔵小杉』との説明があり、
出席者一同、少し驚嘆した。
横浜国大の次の駅は武蔵小杉、という変化、技術をいかにマーケティングに
反映していくか、の講義、と実務につながる大学への変化の余韻とともに、
会場を懇親会場へ移した。
合同の懇親会は21回目。
富丘会からは会員28名、来賓2名の30名、
工学部からは会員19名、来賓4名の23名、
合計で53名の盛会に。
司会進行は工学部が務め、両同窓会の会長のあいさつ、来賓の紹介と進行。
工学部の乾杯発声で懇親会は開始。
時間と共に会話の輪も広がり、恒例の「みはるかす」の合唱も行われ、
感慨と懐かしさを持った本年の懇親会は天野先輩(済56)の
中締めでお開きとなった。
来年は22回目の合同懇親会です。開催日は令和3年2月13日(土)。
東海富丘会のために、スケジュールを空けておいてください。
連絡は次に事務局長 黒野友之(営79)090-8137-1591
(文責 続木 済53)