横浜国大会計人会 令和3年〈2021年〉総会
横浜国大会計人会 令和3年〈2021年〉総会
福田秀敏(62営)
令和3年〈2021年〉7月10日(土)、Zoomによるリモート開催にて横浜国大会計人会総会が開催されました。平成25年(2013年)1月の会計人会の発足以来、毎年開催していた総会でしたが、昨年はコロナ禍で延会としましたので、今年は2年ぶりの開催でした。
2019/2020年度の活動として、毎年の幹事会、総会、合格祝賀会などの報告がありました。
それ以外の2019年度の活動として、隔年開催の実務家による特殊講義の開催について、また2019年11月には横浜国大会計人会が幹事となり全国大学会計人会サミットが「AI時代における会計・税務・監査の未来」をテーマにみなとみらいで開催されたことが報告されました。2020年度の活動は全てリモートによる実施になりました。横浜国大からの2020年度の公認会計士試験、税理士試験の合格者は26名おり、うち3年生4年生の在校生が16名、そのうち2名は留学生ということで、合格祝賀会に参加した一同、コロナ禍での試験勉強の苦労、留学生のお2人が言葉の壁を乗り越えて難関試験に挑戦した体験談をお聞きし、感心するとともに皆さんの今後の活躍を祈念しエールを送りました。
2021年度の会計人会としての主なイベントとしては、恒例の隔年開催の実務家による特殊講義があります。既に春期講座として、日本税理士会連合会寄附講座、「税理士による租税講座」が行われ、秋期講座として、会計士・税理士による講義「会計・監査・税務の最新事情」を実施予定にしています。
総会後には、本学経営学部卒業生で、家事代行マッチングプラットフォーム『タスカジ』の創業者社長、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2018「働き方改革サポート賞」を受賞された和田幸子様を講師としてお招きし講演会をリモートで実施しました。卒業から起業にいたるご経験、日本企業における常識の変革の必要性、高齢化社会での家事代行サービスのニーズの可能性の広がりなど幅広いお話しをお伺いすることができ、参加者一同大いに啓発されました。
今年は代表幹事の改選期ということで、2年の任期を2期務められた井村順子氏の後任として私、福田が代表幹事を拝命いたしました。現在、横浜国大会計人会には、公認会計士、税理士及び会計学担当教員等285名(2021年7月31日時点)が会員として登録されていますが、毎年、在校生を含めて20名以上の会計士・税理士試験合格者を輩出しており、今後より多くの会計プロフェッションが横浜国大会計人会へ参加いただけるよう会を運営していきたいと思いますので、引き続き皆さまのご支援をお願いいたします。
連絡先
横浜国立大学経営学部 原俊雄先生
2019年秋期特殊講義担当講師有志による暑気払い(明治記念館 ビアテラス「鶺鴒」にて)