【速報第3弾】第96回富丘会総会・親睦パーティーの記念講演講師に沢木耕太郎氏が決定!
【富丘会総会2024 速報第3弾】第96回富丘会総会・親睦パーティーの記念講演講師に沢木耕太郎氏が決定!
本年7月7日(日)七夕に開催される、第96回富丘会総会・親睦パーティーの記念講演講師に沢木耕太郎氏(1970済)をお招きすることが決定いたしました。
■沢木耕太郎(さわきこうたろう)氏 プロフィール
1947年東京生れ。1970年横浜国立大学経済学部卒業。
ほどなくルポライターとして出発し、鮮烈な感性と斬新な文体で注目を集める。
1979年『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、1982年に『一瞬の夏』で新田次郎文学賞。その後も『深夜特急』や『檀』など今も読み継がれる名作を次々に発表し、2006年『凍』で講談社ノンフィクション賞を、2014年に『キャパの十字架』で司馬遼太郎賞を、2023年には『天路の旅人』で読売文学賞を受賞している。
近年は長編小説『波の音が消えるまで』『春に散る』を刊行。その他にも『旅する力』『あなたがいる場所』『流星ひとつ』「沢木耕太郎ノンフィクション」シリーズ(全九巻)などがある。2018年『銀河を渡る 全エッセイ』『作家との遭遇 全作家論』、2020年初めての国内旅エッセイ集『旅のつばくろ』、全四巻となる「沢木耕太郎セッションズ〈訊いて、聴く〉」を刊行。
■講演タイトル
『ソロとパーティー/生き方についての一考察』
さまざまな局面において、ひとりで生きていくことと他者とパーティーを組んで生きていくことの、功と罪。
■沢木耕太郎氏からのメッセージ
「ヒマラヤなどの高所登山には、何人もの仲間やシェルパなどと共にパーティーを組んで頂に登ろうとするクライマーと、ただひとりで素早く登っていこうとするソロのクライマーがいます。パーティーとソロ。これは単に登山のことだけでなく、私たちが生きていく上での二つのスタイルとも言えます。私は大学を出てからソロの道を選んできました。しかし、パーティーを組んで生きてきた人も、やがてはソロとして生きていかなくてはならなくなります。パーティーを組むことの功罪とソロの功罪、そして、ソロで生きていくことの実際と覚悟、というようなことについて話すことができたらと思っています。」
人の「生き方」に迫る、沢木耕太郎氏の講演にご期待ください。