第2回「学生オンライン交流会」開催
第2回「学生オンライン交流会」開催
昨年度に引き続きまして、2022年1月19日(水)19時00分から、各界でご活躍されている若手OB・OGをお招きして、「学生オンライン交流会」を開催いたしました。
この企画は、昨年度は、コロナ禍でキャンパスに行く機会も大幅に減っている学生の皆さんへの激励会として実施しましたが、本年度は、更に、OB・OGメンバーを充実して、学生と社会人との直接の交流機会を提供することで、学生の支援に繋げたいという趣旨で開催したものです。
当日は、1年生から4年生までの学生12名に、昨年度もご参加いただいた萬壽諒さん(2017年経済卒 エン・ジャパン勤務)に加えて、田口真弥さん(2012年経済卒 ヒロセ電機勤務)、楊皓(2017年工学府卒 野村総合研究所勤務)にご参加いただきました。
交流会は、冒頭のOB・OGの皆さんの職業観やキャリアなども含めた自己紹介、参加された学生の皆さんの自己紹介からスタートしました。
第1部のフリートークセッションでは、やはり、リクルート活動に対する学生の皆さんの関心の高さを窺うことができました。実際のリクルート活動の場面において、面接官と「会話」を成り立たせるように準備することの重要性や自分の志望順位をどう伝えるか、インターンシップの活用、今日的な「カジュアル面接」への対応など、日頃、学生の皆さんが、「本当のところを、本音で知りたいと思っている」質問が数多く寄せられました。ご参加いただいたOB・OGの皆さんは、これらの質問に、一つひとつ、時に、ご自身の実体験を踏まえて、時に、「企業サイドはこう見ている」という視点も踏まえて、とても丁寧に対応いただきました。
さらには、OB・OGの皆さんが実際に会社で取り組んでいる新規事業や事業戦略、はたまた「アンゾフの成長マトリックス」などにも話題が及びましたが、第1部を通じて、経験と実績に裏打ちされたOB・OGのお話しも含めて、「企業(の考え方)と自分がマッチするのか」といったことの大切さなど、学生の皆さんにとって示唆に富む内容であったと思います。
後半の第2部では、学生の皆さんから、富丘会活動に対する質問や意見、今回のような交流会に実際に参加しての感想などを聞くことができました。
多く寄せられたのは、学生の皆さんにとっては、社会人と直接話す機会がないこと、その意味では、このような富丘会主催の交流会で生のお話を聞くことができるのは大変に貴重であることといった感想でした。一方で、偶々参加したが、こうした交流会を知る機会がないのでもっと発信が必要ではないか、志望業界など興味・関心が同じ学生と交流する機会が欲しい、といったご意見も出され、こうしたイベントの周知・情宣の在り方やより学生の皆さんのニーズにあったコンテンツの提供など、今後の活動への気づきに繋がったと思います。
交流会の締めくくりとして、OB・OGの皆さんからは、「実際に学生の皆さんと交流して、改めて気づかされことがあり、刺激になった」という感想とともに、「さまざまな経験をプラスに捉えて取り組んで欲しい」、「悔いがないよう学生生活を充実させていって欲しい」といった激励の言葉が贈られました。最後に、櫻木理事長からは、「人と人とが繋がることが大事」とお言葉をいただきまして交流会を終了しました。
今回もオンラインでの開催ではありましたが、学生の皆さんにとって社会人や他の学生の経験や考え方に触れる貴重な機会やきっかけとなったのであれば幸いと思っています。
最後に、学生の皆さんのご活躍に心からエールをお送りしたいと思います。