富丘会の就職支援活動

富丘会会員の中には、各企業で採用、人事、教育といった人事部門や営業部門で活躍している者や経験している者が、数多くいます。実践で鍛えた中から得たノウハウを、生かして後輩の皆様のお役に立てないか、又大学側からも、学長はじめ先生方から、そのような経験を生かして、学生の皆様の就職相談に乗ってもらえないかといったご依頼もあり、従前より、キャリアサポ―トル―ムにて個別の就職相談を実施しています。

学生の皆様からは、「どのような道に進んだらよいか」「どのような業界が向いているか」「どの様な企業があるか」エントリ―シ―トでは、「どのような質問があるか」「どの様に書いたらよいか」「書いた文章をみてほしい」あるいは「添削してほしい」面接では、「どのようなことを聞かれるのか」「どう答えたらよいか」「実践さながらの模擬面接をしてほしい」などいろいろな要望や質問があります。

このため、卒業生の中から厳選して、出来る限り広い業界をカバ―して、相談員体制を敷いています。学部、大学院、学年、留学生等区別なく、どなたでも、気軽に、キャリアサポ―トル―ムへ、お越しいただきたいと思います。皆様のより良い進路を、一緒になって考えましょう。皆様方は、友人や先生方と話す機会は多いと思いますが、それ以外の第三者、特に社会人とお話する機会はすくないと思います。私達相談員は、面談を通じて、皆様それぞれの良いところ、強みをみつけて、より良い進路が選べる様、エントリ―シ―トでは、その人ならではの生き生きとしたヴィヴィドな内容になる様、又面接では、ポイントをついた応答ができる様サポ―トします。

経団連が、公表した採用指針によりますと、来年の会社説明会は３月１日、選考は６月１日解禁となり、前倒しとなりました。このようなことからも、就職相談へは、早い機会においでいただきたいと思います。今様に言えば、　“就職相談はいつ行くか”“今でしょう！”

勉強の上でも、仕事の上でも、話す中身が大切です。「読み、書き、考える」といった基礎学力の充実向上、それとゼミ、研究室、TOEICなどの試験を通じて、自分の得意な事、強み、力を入れたことなど「軸」をしっかり纏めて、更に伸ばしていくことに心掛けると良いと思います。また、自ら積極的に就職に関する情報収集に努めていただきたいと思います。

自分に自信を持ち、自分の人生は、自身で切り開いていくという気概を持たれることを祈念すると共に、後輩の皆様のより良い人生の手助けができる様、私共も、日々努力します。

（就職相談委員会　　　委員長　後藤幸男）